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対面学会、いいぞ。

みんな集まってる!

6月22,23日の2日間、富山大学で開催された第53回中部地区英語教育学会に参加した。

初日の富山駅で何も約束していないのに知り合いの先生方とたまたま遭遇して、(メンバーも白エビも)超贅沢なお昼ごはんを食べて、最高の滑り出し。
「あー、これが対面の学会か〜」「楽しい人がいっぱいここに集まってるんだ〜」と俄然ワクワクが溢れ出てくる。
熱すぎるワクワク感をソイラテ(氷少なめ、ミルク多め)で冷ましながら、レトロな路面電車で会場(のちょっと手前)まで向かう。

車内では、衝撃のアナウンスが。

大学方面には特に見るようなものはありませんので

あまりにもサラッと言われたので一度スルーしかけたが、一緒にいた先生とギリギリのところで「ちょっと待て!」と頭の中から消えていきそうな言葉を引き止めて、観光客が電車を乗り間違えて「〇〇には止まらないの!?」みたいなトラブルが長年積み重ねられたのだろうとか余計な推察をした。

自由研究発表 (Work in Progress)

今大会の自由研究発表は2日目の朝から。私の発表は9:30からの一発目。去年から始まったWork in Progress発表。まだ完遂していない研究(計画段階、データ収集前、データ分析中など)の途中経過を報告して、今後の研究の完成に向けてのアドバイスをもらえる大変ありがたい機会である。

私は「ラジオ収録による英語科教育法の省察」というテーマで発表した。

フロアの人数は決して多くはなかったものの、これまでにもお世話になってきた先生方を中心に、非常にあたたかい空気の中で今後の本研究の視野を広げていただけるようなコメントをたくさん頂いた。コメントをもらった結果「よし、これで行こう!」と何かがハッキリしたという時間ではなく、どちらかといえば、「あ、もっと考えることあったな」とか「ちょっと『研究』って思いすぎて弱腰になってたな」と気づかせてもらえた。

そんなことを思いながら、第3発表は中京大学の亘理陽一先生の発表を聞きに移動。(内容についてはここで私が書くことではないので、投影資料につながるツイートを貼っておきます。)

この発表を聞きながら、私の頭の中では自分の発表した研究のことについて思考を刺激されていて、「『研究』である前に『授業実践』なのだから、もっと泥にまみれて、その中から何か見えてくるまでもがき続けるべきだな」と、(自分の発表に対して直接頂いたコメントと相まって)私の覚悟を決めさせてくれた。


今大会は久々の対面開催で、久しぶりにお会いする方や、対面では初めてちゃんとお話しする方、名前だけ知っててようやく会えた方など、たくさんの方と話すことができて、本当はその思い出だけでもう2000文字ぐらい書けてしまうぐらいだが、とにかく最高の時間だった。

学部4年生から参加しているこの学会がやはり自分にとっての「ホーム」だと感じる。そんなホームで、「英語教育」というよりは「英語教師教育」に関する発表を続けていくことをぼんやりと見据えている。来年は山梨。今年アドバイスをもらった先の研究が結実している、はず。

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