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看護学生を目指す方に国立大学医学部の看護学生になることをお勧めする

自己紹介

 初めまして。特に紹介できるようなスペックは持ち合わせていませんが、初投稿になるので少し自己紹介をしたいと思います。
 私はこの4月から、大学4年生になる看護学生です。国立大学の医学部で看護師を目指しています。
うーーーん…これ以上に書けるような特別なスペックもお話しもありませんねぇ…
 それくらいには、私はそこら辺に蔓延っている普通のしがない看護学生なのです。
 そんな私が、この記事を書くに至った理由!!
それは

“「看護師になるには、大学・専門学校・5年一貫校どこがいいの〜〜〜⁉︎」問題”

の新しい選択肢として「国立大学医学部」を、私の3年間の経験に基づきおススメできるのでは⁉︎という、浅はかな動機であります^_^(といってもあと1年残ってるだろ!!現場の声ではないだろ!!と言う意見もあると思うので、学生の独り言程度に思ってくださいネ…🤍)

私が国立大学医学部をお勧めする理由その①
「大学生生活が満喫できる」

 一つ目の理由は、どのサイトでも記載されている大学のメリットではないでしょうか。私が高校生の時、大学生活を送ることにすごく憧れを抱いていました。それは、日頃から母親に「大学生は人生の夏休み」であること、「遊んで、自分のしたいことにチャレンジする最後の機会であること」を教えてもらっていたことが関係していると思います。実際に、私自身海外旅行へ行ったり(コロナ禍のため大学1年生の間しか行けなかったのは痛手だったが…)夜まで遊び散らかしたりと言った「人生の夏休み」は体験できたと思います。人によってはサークル活動に力を入れたり、ボランティアや留学に行ったりもしていました。
また、看護だけではなく文学や外国語などにも興味がある方は、一般教養の講義も取ることができる大学でさまざまな見識を得ることは良い経験になります。知識を得ることで、患者とのコミュニケーションの幅が広がると言うこともありました。
 学生時代に遊びたい!留学やボランティア活動をしたい!サークル活動でたくさんの人と関わりたい!と言った願望のある方にとっては、大学への進学はお勧めです。ここには国立大学ならでは、と言った利点は特にないです。

私が国立大学医学部をお勧めする理由②
「私立大学と比べると学費が安い」

 二つ目の理由は、金銭面になります。少し調べてみたところ、専門学校の学費はピンキリではありますが、年間約67万円だそうです。専門学校の場合は、3年間になるので3×67=201万円になります。
 次に私立大学の場合、学費の平均は残念ながら出てきませんでしたが、4年間で約700万円ほどかかると記載されているサイトが多かったです。
 最後に国立大学の場合、年間54万円です。そのため、4年間通うと4×54=216万円かかることになります。専門学校の場合、病院に付属しているともっと格安になると思いますが、平均的な学費で比べると国立大学4年間と専門学校3年間の学費はあまり変わらないことがわかります。また国立大学の場合、実習費・施設費等の諸費用は、私の通っている大学は支払いなしです。
 

私が国立大学医学部をお勧めする理由③
「資格」

 先程の金銭面の話から、3年間の専門学校と同じ金額で大卒の資格を得ることができます。大卒資格が得られることで、看護以外の分野に進みたくなった際にも安心ですし、初任給も少し高くなります。
 それ以外にも、私の通っている大学では看護師免許の他に、保健師免許・助産師免許・養護教諭2種免許と言った資格の取得ができます。看護師免許と保健師免許を取得するための、国家試験受験権利は全ての学生が得ることができ、助産師は助産師を目指す成績上位者が追加の授業と実習を受けて国家試験受験権利を得ます。そのため、自分が望み、成績上位を保つと最大4つの資格を、同じ学費で得ることができるます。
 ちなみに、私は助産師を目指してはいませんが、保健師免許が得られると言う点においてこの大学を選んでよかったと思っています。理由としては、現在のところ看護師としての就職を考えていますが、看護師業務や夜勤と言った生活リズムが向いていない場合、保健師として公務員になる道が残されていると言う安心感です。また、私を含め看護師を目指して大学進学をした学生の動機として「資格があれば困らない」と言うのが以外と多いのです。そう言う学生の場合、あまりに過酷な実習で挫けてしまったり、精神的に不安定になり「看護師になりたくない」と思う方も多く、看護師としては働ける気がしないので、保健師になる・養護教諭を目指すということも可能であるために、シンプルに可能性と幅が広がります。

私が国立大学医学部をお勧めする理由④
「国立大学医学部には国立大学医学部附属病院が附属している」

 私はこれが一番のメリットだと思っています。なぜ国立大学医学部附属病院が附属していることがメリットであるのか…
 ここには3つの理由があります。1つ目の理由としては

「国立大学医学部附属で医師や看護師として働いてきた教授の講義を受けられること」

です。看護にもさまざまな専門分野がありますが、その専門分野を研究してきたエキスパートに教育をされるため、シンプルにわかりやすい・面白い・納得できる授業やアドバイスを得ることができます。
 2つ目の理由としては、

「国立大学附属病院で実習を受けることができること」

です。多くの国立大学附属病院は、地域の中でも高度医療を施す病院としての役割があるため、実習では高度医療での看護について学ぶことができます。そのため、質の良い実習を行える、また重症事例や難病患者を受け持つこともできます。また、大学と附属病院の距離が近いため、実習の際に遠い病院に行かなければならず泊まり込みになることは私はありませんでしたし、附属病院以外の民間病院への実習の機会もきちんとありました。そして、コロナ禍において、病院実習での受け入れができない場合もあると聞きましたが、附属病院と大学は基本的に密な関係なので、信頼関係の元感染が拡大していても実習受け入れをしてもらえるので、臨床経験の少ないまま就職することはないです。また、大学卒は経験が少ないため就職した際不利であるということもよく耳にしますが、実習の機会はきちんと担保されていますし、看護技術を積極的に実習で実施できるよう教育も看護師も協力してくれるため、他大学と比べると専門卒との差も大きくないのではないかと考えます。後は、実習先の附属病院が国立大学の卒業生ばかりなため、基本的にすごく優しいし理不尽な私的やアドバイスを受けたことはないです。
 3つ目の理由としては、一般的に看護職では就職が難しいとされる

「国立大学医学部附属病院への採用枠」

が多くあることです。もし、高度医療をしている病院で働きたいと言う思いがある方や、公立病院で安定して就職したい方がいるとするならば、国立大学→国立大学医学部附属病院への就職が確実で手っ取り早い気がします。また、民間病院でも、国立大学というだけでネームバリューがあり大卒優先の病院などには就職しやすいこともあるようです。

 以上が私が国立大学医学部をお勧めする理由です。私が知っている知識の中で、国立大学医学部の良さのみを語ったため、「専門でもこういう制度があるよ〜」「私立大学でも〜だよ」と言ったものもあるかと思いますが、あくまで私の一意見であると考えてください。

 もちろん国立大学に入ることは、誰にでもできるわけではないと思いますし、高校時代からある程度の学力を維持していかなければならないのは事実です。だからこそ、勉強をしてきて学力にも自信がある方には高校までの努力を学歴という形で残しつつ、より良い環境で看護師を目指せるという点で、国立大学医学部という選択肢を是非是非持っていただけたらなと思います!!看護になりたい、進路に迷っている皆さんの選択肢の幅が少しでも広がれば良いなと思っています❤️

初めてのnoteの投稿は、私の経歴を活かした記事にしましたが、これからは看護にまつわる話題以外にも趣味の方についても記事にできたらと思っておりますので、あたたかい目で…よろしくお願い致します…🙇‍♀️

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