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喋ってはいけないは、難しい(>_<。)【第362回 読書会開催レポート】
オンライン(Zoom)で声を使わずに対話する読書会。「喋ってはいけない、モーニング読書会」の第2回を開催しました。今回はオンラインホワイトボードサービスのMiroを中心に据えて、読書会を進行しています。前回同様、8名での開催となりました。
読書会序盤の進行に合成音声🔊を使ってみた!!
「喋ってはいけない、モーニング読書会」なので、ファシリテータも喋らずに進行を試みてみました。具体的には、Google Cloud の Text-to-Speechサービスのデモ機能を利用しています。Text-to-Speech で読み上げる文章は、次のように音声合成マークアップ言語(SSML)で記述したものを使いました。これだと、意図したとおりに、間合いをあけて喋らせることができるんです。
<speak>
改めて、本日の読書会のテーマを説明いたします。本日のテーマは、喋ってはいけない、読書会です。
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Zoomのマイクはミュートのままで。ジェスチャーや、Zoomのチャット機能、筆談、イラストなど。
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ありとあらゆる表現を駆使して、対話を楽しみましょう。
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前回は、Google Jamboard を活用しましたが。
今回は、オンラインホワイトボードサービスの。miroを使ってみたいと、思います。
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今回使用するmiroのURLは、zoomのチャットに入力したとおりとなります。
Google Jamboard と同様に、ユーザー登録しなくても、使えるようにしています。
スマートフォンやタブレットから、ホワイトボードに書き込む場合は、ブラウザからではなく、miro の専用アプリをインストールして使用したほうが、使いやすいです。
パソコンの場合は、Edge、Chrome、FireFox、サファリなどのブラウザからアクセスして使用できます。
</speak>
進行はTTSに任せて、人間はファシリテーションに集中できるかも
ただ、あらかじめ音声変換して、聞こえ方を確認・調整していると、かなりの準備時間が必要となります。なので、途中までしか合成音声のシナリオは用意できませんでした。
でも、定型の説明を合成音声にすれば、読書会の進行は Text-to-Speech に任せられます。そして、人間はファシリテーションに集中できるんじゃないかと期待しています。
miro は予想以上に難易度が高かった
第1回では対話ツールとして、Google Jamboard が活躍しました。なので今回は、より強力なオンラインホワイトボードサービスの miro を使っています。miro にはプレゼンテーションモードの機能もあるため、進行用のスライド表示も miro で実現してみました。
miro は高機能で自由度も高く、とてもステキなサービスです。しかしながら、「喋ってはいけない、読書会」の対話ツールとして活用するには、2つ難点がありました。
miro は重いかも?
1つ目は、miro は予想以上にパソコンへの負荷が大きかったようで、zoom と同時に使うと、miro の画面が表示されない方が発生しました。
たくわんのノートPC (Let's note CF-RZ6) ではストレスなく動作していたので、何がボトルネックになっているのか、パソコンのスペックを下げて検証が必要ですね。
miro は使える空間が広すぎた?
2つ目は、ホワイドボードが無制限に広いので、全体的に描かれた内容を俯瞰して眺めることが難しく、参加者の発言を追いかけるのが困難でした。
これは、1画面に発表内容の全体が収まるように、ルールを設けるなどの工夫が必要でしたね。
1画面分の枠をあらかじめ設けておき、枠内に付箋を貼ってもらう
文字サイズが一定になるようにファシリテータが調整する
空白地帯が1/3程度になったら、1画面分の枠を広げる
対話用の付箋や画像をあらかじめ置いてみた
今回工夫したポイントとして、ホワイトボード内に対話促進のため、移動すれば良いだけの付箋を、あらかじめ用意してみました。
「こんな感じで、質問すれば良いのか」ということで、これは役にたったようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1652917832996-G47CcOGRA3.png?width=800)
第3回は Google Jamboard に戻します
シンプルが一番ということで、次回はホワイトボードツールを Google Jamboard に戻して、再チャレンジしてみます。
声を掛けないと、眠くなる!?😪
今回の読書会は「喋ってはいけない、モーニング読書会」なので、ファシリテータの自分も極力音声での発言は控えてみました。でもコレ、大変な逆効果だったようで、あまりに静かなため、参加者の皆さんが眠くなってたそうです。😱
主催側は「この盛り上がりに欠ける状況で、喋らずにどうやって対話を成立させたものか?」と悩んで冷汗モノだったのですが、全く周りの人達の様子が見えてませんでした。
なので、第3回ではファシリテータは喋り続けるようにしようと思います。ご参加いただき、そして今回も、多くのヒントを頂き、ありがとうございました♪
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みなさんの参加目的
新しいチャレンジを成功させるポイントをつかむ
わくわくした気持ちを、すっきりさせたい
miroで楽しむ時間にしたい
スッキリした気分になりたい
ノートを不真面目に使ってみる
清々しい気持ちで外出できるようになりたい
読書会で話さない体験を楽しむ
仕事のヒントを得たい
読んだ本
気づき・小さな一歩
完璧主義が先延ばしさせてたのかーと納得した
〆切を過ぎるくらいなら完璧に満たない仕事をするほうがいいと思える
どんなネガティブな状況でも感謝できることがあり、感謝とネガティブは共存しない
ネガティブな状況でも、感謝できることを1つ見つける
miro慣れてきました!やはり習うより慣れろですね~
「これがいい」より、「これでいい」「これもいい」
無意識のクセに気づく
新しいツールは一度試してから、使うかどうかを判断する
「行動を予めデザインしておく」という事は、何かをする時に大切
持ってきた本を、もう少し読み進めよう
たまにはmiroを使うのもいい
対話がないので、物足りない気持ちもある
黙々した作業は、すぐに時間が過ぎる
miro楽しい
自分で書くの(打つの)に一生懸命になってしまい、他の参加者の方の本を理解したり考えを学んだりする機会がなかった、、、読書会では他の人がどう考えているかが、自分には大きな学びになることが多いので、双方向のコミュニケーションを高めることが、「喋ってはいけない読書会」の課題かと思った
楽しい時間でしたありがとうございました!
次回以降の予定
今後のモーニング読書会の開催予定は、次のとおりです。みなさんのご参加を、お待ちしております。
5/22(日) 5:30-7:15
課題本: 自己満足ではない「徹底的に聞く」技術
第3回「リモートワークでのアクティブリスニングとその後」
5/25(水) 5:30-6:45
【ゼロ秒思考】リーダーシップを強化する(A4メモ書き付)
6/8(水) 5:30-6:45
喋ってはいけない、モーニング読書会 第3回
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