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自然の生き物に触れて、それを身の回りで飼ってみる。

今日たまたまホームセンターに母と買い物に行くと、母が急にメダカを買おうと一式買った。

急な購入で焦ったが、いざ飼ってみると簡単にはいかない飼い始めの準備が意外と楽しい。

病気になってから自然のものに触れ始めたが、こんなにも自然が楽しいもので癒しになるとは思わなかった。

メダカを飼ったらまず初めに、溜める水を水道から汲むのだが、汲んだ水をそのまま使うと“殺菌剤のカルキ”でメダカが死んでしまう。

水を汲んだら1日太陽の当たるところに置いて、カルキを抜く作業を行うか、カルキ抜きの液体を入れる。

手間を省くためにカルキ抜きの液体を入れて、水槽に水を浄化する砂を敷いてそこに水を入れるが、そこにすぐにメダカを入れてはいけない。

今度は、メダカを買った容器と汲んだ水の水質と温度を合わせるために、容器に用意した水を3〜4回に分けて注いでいく。分けて注ぐことで、メダカの体を徐々に用意した水に慣れさせていく。

この作業が終わったら水槽に放して状態を確認して、1週間何もなければ3年間くらい飼育できる。

飼い始めでもこんなに作業を要するなんて思わなかったけど、この作業が私にとっては面白い。メダカ以外にも植物でガジュマルを2つ育てているが、人間のように2つとも全然違う葉をつけて、育ち方や葉っぱの強弱が違う。

ちょっとした飼育だけどとても楽しいし、毎日のチェックがとても楽しい。私よりもしっかり育っているのを見て、唇を噛み締めながら羨ましく思う。

その反面、この植物が強く生きているから私も負けじと生きなくてはと勇気をもらっている。良き友として毎日顔を合わせて、楽しませもらっている。

もう私には自然に関連するものを手放せなくなっていて、命の次に大事になっている存在だ。物質的に富むことよりも大事なことを得ることができた1日である。

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↑先月から飼い始めたガジュマル2号。知らない葉っぱがひょっこり生え始めている。

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