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なぜDJをやったのか

やってみたかった

1つはこれだろう。DJってかっこいいと思う。

DJというのはスクラッチでキュッキュッやったり、クラブでドンドコ重め音の曲を流したりそういうのをイメージしてた。
その技術やセンスで場を盛り上げる。
かっこいいじゃん。

僕は何も生み出していない

これは僕の人生における大きなテーマであり、重しである。

サッカーは観るのも好きだし、たまにフットサルだけどボールを蹴る。
芸術鑑賞も好きで美術館に出かけたり、音楽を聴く。
自分が思った感想を友達と言い合う。
それらは僕にとっての最高の娯楽であるし、これからも続けていきたい。

けど、心のどこかに「僕は何も生み出していない」この一文もまたこれからも続いてのしかかってくると思う。

最初これはある種の劣等感だったし、今も少なからずそうである。

やったこともない人間が言ったことに価値はあるのか、その域に達していない人間が言ったことに意味はあるのか、と。

現在これは僕の中でほぼほぼ受容しているつもり。

そんなことを気にせずに自分が思ったことや感じたことは話していいし、発信していい。(それなりの責任を持って)
そういった世界が好きだし、そういった世界であって欲しい。

今は "何かを生み出したことがある(やったことがある)" ことによって、新たな世界の見え方があると思うし、そうであってほしい。
何かを生み出す、経験をすることでもう1つの自分が生まれる。
そういった希望であり、好奇心だと解釈している。

そしてあのポッドキャストを聴く

https://open.spotify.com/episode/6PZrRdidMZYngQdfOYIQ2Z?si=e-OgDQGPRHiUQaGpyg1lDA

面白いので皆さんもぜひ聴いてみてください。

全てでは無いですが共感できることも多く、特に音楽やトリコロールステージについては前から思うところがありました。

そして、これ↓

本当に企画された。
「誰でもできる」「教える」「やりたい人は声かけてください」

この時はまだ悩んでいた。
かなりの人見知りで緊張しいな僕はここで立候補するのはぶっちゃけ気が引けた。

でもオザメンディ(当時)とOJさんが誰でもできる、教えるって言ってたし、
誰かのツイート(当時)で「人前で自分の好きな曲をかけられるエクスタシーがある(意訳)」に釣られて立候補した。

そして正式に日程と会場が決定。

みなトリ祭で主催のかずささんとOJさんと挨拶し、フライヤーをもらう

友達の店と自分の部屋に貼った
貼ってくれてありがとう(1番下だけど)

そして練習へ…

練習

OJさんは丁寧に教えてくれた。
3回も教えてくれた。マジ感謝。マスターって呼んでます。

初めて触ったDJセットはCDJ -2000nxs2とDJM-900nxs2(どちらもPioneer製)
最初は曲が流せなかった。
気づいたら練習時間が終わり焦った。

YouTubeでDJ KOOのDJ講座が良いというので見て勉強した。
本当に良かった。
変な人とか思っててすみませんでした。


個人練習もしたし、DJ hohと合同練習もした。
曲を繋ぐタイミングをあれやこれや言いながら順番こで練習した。
DJ hohありがとう。

上手くいかないまでも、でかいスピーカーからでかい音で
自分が好きな音楽を流す行為はとんでもなく気持ちよかった。
自分の好きな音で全身を震わせるあの感覚はなにものにも変え難い体験だ。

個人練習の日はこのおかげで時間が一瞬で過ぎ去っていく。楽しい。

初めてCDJを触って42日目に本番を迎えることになる。

本番

2023年12月23日
この日は2023年のハイライトで人生の走馬灯になる。

めちゃくちゃ楽しかった。

自分が回してる時の記憶はあまりない。
DJ hohから引き継ぎ、マスターOJにぶん投げた。
あとは仲間と話し、酒を飲んだ。
気づいたらWe are F.Marinosを大合唱してた。

ただただ楽しかった。

流した曲は👇らしい


そしてどうだったのか

DJをやってみてどうだったか。

世界が変わった。

安っぽい言葉だけど世界の見え方が変わった。
音楽の聞こえ方が変わった。
理屈はわからないけどなんかもう1つ人生の楽しみ方が増えた。

やってよかった。

何かを生み出すというのとは少し違う。
リミックスを作ったり、曲を1つ作るとそれに近づくのかもしれない。
それは今はとりあえず良いかと思う。

当日のDJやってる記憶はないけれど確かにその空間は楽しかった。

やってよかった。

DJ楽しいですよ。僕はまたやりたいです。終わり

デビューした会場 渋谷COCORO DOKORO

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