これから"ゆたかさ"の基準になっていくものとは?
こんにちは、みなさん。
アローサル・テクノロジーの佐藤です。
今回は、noteの投稿コンテストへのはじめての応募になります。
レオス・キャピタルワークスが運営する「ひふみ投信」がブランドコンセプトをあらためて見直し、ロゴやデザインを一新し、
「次のゆたかさの、まんなかへ」が、ブランドメッセージとなりました。
一人ひとりが夢や希望へ向かっていくための「まんなか」のチカラになれますように。また、会社と皆様をつなぐ役割としても、ひふみが「まんなか」になり、社会を元気にしていけますように。そんな想いが込められました。そして、私たちにとって「次のゆたかさ」とはなんだろう、という大きな問いを投げかけています。
ということで、今回のお題である「ゆたかさって何だろう」について、私なりの考えを執筆します。
自粛をきっかけに、新しい生き方、働き方が問われています。
人類はあらゆることを整理するタイミングだと思います。
こういう形でお題があると、哲学できるのでありがたいですね。
ぜひ、一緒に考えてみましょう!
それでは、どうぞ!
1.まずは、言葉の意味を調べてみよう!
みなさん、なんとなくの意味で使っている言葉って多くないですか?
私は、物事を自分なりに再定義するときは、最初に言葉の意味を調べます。
辞書には、歴史のことが書かれていますから、そちらも大切にしています。以下、weblio辞書より参照しています。
ゆたかさ(豊かさ)とは?
豊富であったり裕福であったりする度合いのことを幅広く指す表現。「豊か」の度合い。形容動詞「豊かだ」が、接尾語「さ」により体言化した形。
豊富:豊かであること。富んでいること。また、そのさま。
裕福:財産があり、生活がゆたかである・こと(さま)
だそうです。
"ゆたかさ"とは、豊富や、裕福の度合いです。
裕福においては、財産というものも定義されていますね。
"豊か"の度合いが、"ゆたかさ"です。では、"豊か"とは?
1.(好ましい事物が)十分に備わって不足のないさま。豊富。
2.財物が十分あって恵まれているさま。富裕。
3.精神的にこせこせせず、ゆとりのあるさま。おおらかなさま。
4.肉づきがよいさま。豊満。
5.基準・限度を超えて十分にあるさま、余りのあるさまを表す。
とのことです。
4番に当てはまる私は、きっと豊かです。豊かさ確定!
もう少し太ると、豊かさの度合いは、大きくなるのでしょうか?
1番にある、"好ましい事物が"というところに、ヒントがありそうです。
好ましいというのは、価値観なので、人それぞれかもしれませんね。
また、財産や資金的なところだけでなく、精神的なことにも触れていますね。
言葉の意味から、考えると本質が見えてきませんか?
次は、いままでの"ゆたかさ"を定義していきます。
2.いままでの"ゆたかさ"を知る
下記の記事から、抜粋させていただきました。これが今までの"ゆたかさ"の測り方だと思います。私も大変共感します。
豊かさ = 経済的自由 × 時間的自由 × 精神的自由
プラスして言うとしたら、"健康"でしょうか。
どんなに豊かだったとしても、健康でなければ豊かとは感じれないかもしれません。
WHOの"健康の定義"では、下記とされています。
"Health is a state of complete physical, mental and social well - being and not merely the absence of disease or infirmity."
『健康とは、完全に、身体、精神、及び社会的によい(安寧な)状態であることを意味し、単に病気ではないとか、虚弱でないということではない』
解説:健康とは病気やや虚弱でないというだけではなく、身体の体力値が高く、知的には適切教育を受け、社会的(家族、地域社会、職場)には豊かな人間関係があり、精神的にも安定している状態である(精神的健康・社会的健康・身体的健康のバランスがとれた状態)というものだといえるでしょう。
そうです。人は、社会的な生き物であるため、豊かな人間関係も必要だと思います。健康には人間関係も含まれるということです。
経済的自由 、時間的自由、精神的自由、健康的自由を最大化していくことが、いままでの"ゆたかさ"だったのではないでしょうか?
もちろん、上記のことはこれからも大事な指標だと思いますが、これから、より"基準"になっていくものがあります。
それはいったい何でしょうか?
3.これから"ゆたかさ"の基準になっていくものとは?
今回のテーマの中の
・これから「ゆたかさ」「幸せ」の基準になっていくと思うもの
に関して、フォーカスして話をさせていただきます。
他の2つは、価値観だと思うので、各々が自己理解をしていけばたどり着くことだと思います。
結論をお伝えすると、これから"ゆたかさ"の基準になっていくもの。
それは、
持続可能性(sustainability)
です。
そう、SDGsの"S"にも使われていますよね。持続可能性(sustainability)。
SDGsを知らない方もいらっしゃるかもしませんので、概略を書いておきます。
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
詳細は、外務省のサイトから御覧ください。
"ゆたかさ"に限った話ではないかもしれませんが、ことこれからの"ゆたかさ"においても、「持続可能かどうか」は、すごく重要な基準(指標)だと考えます。
経済的自由を手に入れました。
それは、持続可能ですか?
時間的自由を手に入れました。
それは、持続可能ですか?
今回の新型コロナウイルスにより、経済が一気に止まりました。
日本だけでなく、世界中が大きな打撃を受けました。
少しずつ自粛解禁の流れになっていますが、第二派がまたくるかもしれないという話もあります。今後、同じこと、またはそれ以上のことが起こったときに、対応できるのか?
持続可能な経済とは?持続可能な健康とは?
外部環境に左右されず、自信で持続可能な状態を作ることがすごく重要になってるくるのではないでしょうか?
それは、ミニマムな生活をすることかもしれません。
もしくは、小さいことに幸せを感じれる、解像度の高い感性かもしれません。
ゆたかさとは、これれらの変化に対して柔軟に対応できる、心の余裕さ。
かもしれません。
みなさんの、"ゆたかさ"とは、何でしょうか?
4.あとがき
いかがだったでしょうか?
今回のお題、壮大でしたね!
ゆたかさ?なに?正直、価値観じゃない?ところから、入りました。
それを自分なりに咀嚼して、文面にするというのは、中々骨が折れることでした。
ただ、改めて見直すきっかけになりました。
そして、今いる環境や、一緒に働く仲間に感謝することができました。
自分は、豊かであると再認識できました。
ぜひ、これをきっかけに、"ゆたかさ"を考えるきかっけになれば嬉しいです。
それでは、また!
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