かぼちゃの馬車を正面に回して ファンタジーが始まる

グループコーチングの回。

他の受講生の方は、みなさん何かしらの形でコーチング・カウンセリングなどを受けたことがある様子でしたが、わたしにとっては初めてのコーチング。
どうしよう公開処刑のように何か尋問されたりするのかしらまいっちんぐ(されません)


まず、コーチングとはどんなものなのかというガイダンスからしていただきました。

コーチングもカウンセリングもコンサルティングも、名前や役割は少しずつ違えど目指すところはたぶんほぼ一緒で、
「(相談者の)望みを知り、それをしなやかにスピーディーに実現するためのお手伝い」をする事。
そんな中、とても秀逸だと思った話が、

◆トレーニングはtrain(列車)

目的地とそこに行くまでのルートが定まっていて、あとは進むのみ。寄り道も途中下車もできまへん!みたいなイメージ。
甲子園に行くためにひたすら練習するとか、宝塚受験のために歌や踊りや所作などを習うような感じですかね。


◆コーチングはcoach(馬車)

画像1

(ぼかし不足)


スピードはそんなでもないけど、でも徒歩よりは速く、しかも客人の意思であっちに寄ったりこっちに寄ったり、ふと立ち止まったり、気まぐれに進路を変更したり、自由度高めに動きながら最終的にどこに行きたいのかを決められる。


この話を聞いてブランドロゴをググったりしてたら、前段でほぼクライマックスのような感動が訪れました。
もうあたし満足(早いよ


実際に、受講者さんが今気になっている事などを相談する場面を見学させていただきましたが、コーチの先生が話を聞き、傾聴と質問を繰り返しながらあっちへ行ったりこっちへ行ったりしつつ、本当に解決したいことや望んでいる事を探し出す様子が、あちこち馬車を止めては寄り道してる御者さんのように見えてきます。


仕事を探して職につきたいって導入だったけど求職と違うところに着地したり、会社と家庭は分けて考えてるという前提でスタートしたけど実は望んでることは逆だったり、詳細は伏せますが話の展開がとにかくドラマチック。


前回のNVCは「あなたにはこれが必要だった?」と対話の中で相手のニーズを聞き出したりしましたが、コーチングはわざわざ脱線したり、回り道したり、鋭角を攻めたり(ここのやり方がそれぞれのコーチの持ち味なんだと思います)しながら「答えを言わずに答えに気づかせる」って、なんだ出来た上司みたいじゃないかカッコいい。


そういえばここで思い出しました。
わたしコーチング受けたことないんですけど、コーチの方とお茶しながらテーマも決めずただ雑談する機会は何度かあって、「相談するぞ!」って鼻息荒く問題提起などしなくても、何となく自分の中のモヤモヤがあぶり出されたりすることはあったかもしれません。これもコーチングですね。


教えてもらうというよりは、「志村、後ろ、後ろー!」と背後にあるものに気づかせてもらう感覚でした。

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