ちょっと待って プレイバック!プレイバック!

★日々の生活で、「ふと止まる」「ちょっと待ってみる」ということを意識的にしてみる★

というお題をいただきました。

・・・「なんとなく」反射的に動くのでなく、意識的に動くことにシフトしてみる。
例)朝起きて、バタバタと支度して家を出る前に、5分立ち止まって今日一日のことを考えてみる。
少し空をみて、今を感じてみる。etc...


なるほどなるほど。
さっそく翌日、職場についてから観察してみようとしたところ、


電話が鳴る → 取る(脊髄反射)
FAXの音がする → 取りに行く(脊髄反射)
メールがくる → 見に行く(脊髄反射)
郵便や材料の搬入がくる → 玄関前で物音がした時点で印鑑握りしめて席を立っている(重症)
上役に呼び止められる → 作業を放っぽり出して返事をする(もう泣きそう)
FBでいいねがついてる → 開く(働け)


ほぼすべての刺激に対して、脳を通さず脊髄反射で動いています。その上、
"自分の用事の何を差し置いてでも周りには迅速に対応しなくてはいけない"
みたいな変なルールを自分に課してる自分にも気づきました。

確かに、以前の職場では電話は3コール以内に取れとかいうルールもありましたが、今はなんの決まりもないのに自分で作った信念に縛られて、仕事をしているというより仕事に振り回され、常に何かに追い立てられてるようなイヤな焦燥感。

まるであっちからもこっちからも声掛けられて、どこにお冷持ってったらいいのかわからなくなっちゃったファミレスの店員さんのように右往左往を繰り返し、「あ、もう無理だここにはいたくない」と帰り道で本当に泣きそうになりました。思わずトパさんに報告しちゃいました。



さて2日目。

待ってみるとは言え、どうしたらいいんだろうか。

黙々と仕事してるのがアカンのかなぁと思い、いちいち声に出すことに。


「書留が来たから、受け取りまーす」

「メール来てたから、開きまーす」

「電話鳴ってる、取りまーす」

「と思ったけど後で掛け直しまーす」(←って言えるくらい余裕が出ている)


昨日までは「何人たりともこれ以上俺に話しかけんな!」と半ばパニックになっていたのにあら不思議。
やってる事は何一つ変わらないのに、なんなら独り言が増えて怪しいオッサンになってるというのに、外部にコントロールされてる感じではなく、ちゃんと自分の舵を自分でとって動いているという晴れやかな気持ちになれました。

会社員は窮屈だし、この仕事はつまらなくてしんどいし、もうこんな自分を何とかしたい!
という思いが強くてここ数年モヤモヤしていたのですが、会社や仕事そのものよりも、自分で自分の人生をコントロールできていないと思っている状態が何よりも苦痛だったのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?