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松下玲子と武蔵野市

早く寝過ぎて夜中に起きる。最近ではごく普通のルーティンだが、今朝(昨夜?)は寒かったので日本酒をチビチビやってたら朝になってしまった。酒気帯び出勤御免。せめて今日書く内容は硬いやつを。

今年法案が可決・成立した、LGBT理解増進法。
その中身は女湯に入ろうとする「自称女」の変態を保護すると言う、信じがたい世紀の悪法で、予想通り様々な事件を誘発している。

この騒動を引き起こした6月の通常国会で、入管法の改正も行われた。改革の為なら暴力も厭わない、まさに革マル、中核派の思想を受け継いでいる、メロリン山本太郎がこの改正に反対して暴れて怪我人を出したのももう半年前の事だ。

外国人に激甘でガバガバに緩いのが日本のスタンスだ。スパイ防止法もセキュリティークリアランスも未だに存在しない。俺が外国人のスパイなら、自身の身が危なくなったら日本に逃げるだろう。
スパイにとってのちょっとしたリゾート地になっているのではないかと邪推もしたくなる有様なのだ。

何も日本に魅力を感じているのはスパイだけではない。一般の外国人。ホワイトカラーとして日本で活躍してる一部のエリート達だけでなく、自分の国が内戦や圧政によって住めなくなって日本に逃げ込んでくる外国人は年々増え続けている。

いわゆる在留外国人。つまり正規の手続きを経て日本に来て働いている外国人はここ10年で2.5倍に増えており、2022年には183万人余りにもなっている。
これはあくまで正規の在留外国人であり、管理下にある訳だが、問題は不法に入国、または就労ビザの期限切れで更新していない者たち(種類にもよるが、期間は最長5年〜最短3ヶ月)が問題なのだ。犯罪に手を染めるためにいると言っても良いだろう。国益を損ね、日本の治安を悪化させる。厳しく取り締まる必要がある。
しかし、そこで出てくるのが左翼の連中だ。「外国人差別反対!」と金科玉条の如きプラカードを掲げて国会前などで騒いでいる。

日本は人手不足だ。外国人の働き手なしではとてもじゃないが社会が回らないのが現実で、それはコンビニや工事現場などで我々は実感しているはずだ。
誰もその様な、真面目に働く外国人に出て行けなどとは言っていない。むしろ感謝すべきなのだ。

プラカードが大好きな「プロ市民」と言われる人達は、正規の就労者も不法外国人も一緒くたにして差別するなと主張しているのか厄介な所なのだ。その関連でようやくタイトルの話になる。
ここからが本題だ。

クリスマスイブの12月24日。武蔵野市長、および市議の補選が行われた。
市長だった松下玲子氏が任期を2年も残して辞職し、衆議院議員として東京18区から出馬する事に伴う補選が行われたのだ。
この選挙区は先日引退した菅直人元総理大臣の選挙区なのだ。今の岸田文雄氏と双璧をなす無能総理である。悪夢の民衆党政権の立役者である菅氏がようやく引退してくれると言う吉報に喜ぶ暇もなく、そこへ松下氏が出馬すると言うのだがら頭痛が収まる訳もない。

立憲共産系の松下氏は市長を務めていた2021年12月と、翌年2022年11月の2度に渡り住民投票条例を提出しており、いずれも却下されている。3ヶ月以上の居住で資格を得るという、スイーツ女子も引くレベルの激甘条件で、住民の反対が議会に反映された形で凍結された。

ここで、各国の外国人参政権についての一覧表を見て欲しい。国政と地方、それぞれの選挙権、被選挙権の状況を記した物だ。
意外な事に、国政地方どちらも認めていないのはこの表では日本だけだ。
日本国憲法第15条に「選挙権は日本人固有のものとする」と定められているからだ。日本に帰化しない限り選挙権は得られない。

つまり、松下氏が通そうとした、外国人でも武蔵野市内に居住、厳密にい言えば住民票を移しただけでも3ヶ月経てば選挙権が得られる住民投票条例はこの憲法に反している事になるではないか。これは重大な憲法違反だ。

この条例を巡り、吉祥寺にある金井米穀店と言う米屋があるSNS投稿で炎上した。


保守を自認する俺から見れば至極真っ当な意見に聞こえるが、元々左翼思想が根強いこのエリアのプロ市民たちは当然反応した。お得意の「外国人差別反対!」や「この店の店主はレイシスト」などのプラカードを持って店の前に立ち、それを写真に取ってSNSに投稿し拡散するという。リアルとネットの両面で嫌がらせをするという挙に打って出たのだ。店の前で怒鳴り声をあげて警察が対応するなどの事態にまでなった。明らかな営業妨害である。


己の顔を隠して店を貶める卑怯者ども

この嫌がらせを、率先して行った武蔵野市議がいる。

未だ現職の市議だ

日本は民主主義の国だ。思想信条の自由は憲法で保証されている。自由が認められているということは、他人の異論も受け入れなければならないと言う意味も含んでいるはずだ。
その民主主義の手続きを経て選ばれた政治家が、自分のイデオロギーを異にするからと言って、その人間が営む店の前で他のプロ市民たちを率いて嫌がらせに加担するなど言語道断だ。絶対にあってはならないし、民主主義を破壊する愚行と言わざるを得ない。左翼思想の典型で異論を認めない言論封殺だ。考えが違うなら論で戦え。このBBあ・・・・!!
失礼、夜中に書いているせいか感情が高ぶってしまった。

しかし世の中は俺が思うより遥かに健全だったようだ。
この左翼が先導する嫌がらせを知った一般のSNSユーザー達が反応した。
「#金井米穀店を守れ」と言うハッシュタグが出来て、左翼に対抗し始めたのだ。これに地元東京18区の自民党議員長島昭久氏や、杉並区議のわたなべ友貴氏などが店を支援する投稿をSNSで行った。

東京18区は、区割り変更で30区に変更された。

その結果、多くのまともな人達が金井米穀店を支援し、ネットでの注文が殺到したと言う。
結果店は一躍有名店になり、売り上げも伸びたそうだ。

この騒動を引き起こすきっかけを作ったのは、外国人参政権を条例として通そうとした、松下玲子前市長と左翼市議達である。

これが、松下玲子前武蔵野市長だ。市長を任期半ばで放り出して、菅の後釜になって衆院選に出馬すると発表会した時の記者会見の様子だ。
見た目どうこうを言う気はないが、この松下氏の冒頭の姿を見て、違和感を覚えない人がいるだろうか?明らかに普通ではない。

いつ解散するかもわからない衆院選に備えて今から金集めでもするのだろうか。しかし政治資金パーティーは非常にやりにくい情勢だし、どこかの企業から太い支援があるとも思えない。やはり立憲から出るだろうから、党の支援と言うことになるだろう。つまり我々の税金が使われる訳だ。
非常に腹立たしい。

不快なのはこれだけではない。

そしてその武蔵野市長選は、松下玲子市政を受け継ぐ形で立候補した笹岡ゆうこ氏と、元市議のオミノ安弘氏で争われた。
立憲共産れいわ推薦の笹岡氏は元市議でまだ若く、しかも美人なのでかなり票を取ることが予測された。一方のオミノ氏は保守系の土屋元市長が推している。こちらは自公推薦だ。

熾烈な争いで、24日夜の段階では、どちらも25000票と完全に拮抗したが、明けで25日に、339票差と言う僅差も僅差で辛うじてオミノ氏が競り勝った。これは朗報だ。
18年続いた武蔵野市の左翼支配が終わったのだ。いや、まだこれから議会などでは激しい戦いが行われるだろう。前述の様な左翼市議が大勢いる武蔵野議会なのだ。

そしてさらに不快な事に、現職の市議だったオミノ氏が市長に立った事で、武蔵野市議の補選も行われた。定員2名のこの選挙に、なんとあの菅直人元総理の息子である源太郎氏が2位で当選してしまった。

左から菅直人 源太郎 松下玲子前市長

父親をとても尊敬しているらしく、学生時代に左翼活動し過ぎて学校を退学になった事もある、筋金入りの活動家だ。血は争えないとはよく言ったものだ。
あれだけ自民党の世襲を批判しておきながら、自分はしっかり息子に跡を継がせる。世襲と言われないために松下氏を間に挟んだのかと穿った見方もしたくなる。本当なら息子を自分の選挙区から出したい筈なのだ。
お家芸のブーメランは未だ健在という事か。

今回当選したオミノ氏にしても、今ではリベラル政党に成り下がった自民党の推薦だという事にも注視が必要だ。

政治家は有権者の目がないと悪さする生き物だ。これからも監視は続けなければならない。

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