タクトナカジマ

社会人五年目に突入しましたが、未だに倫理感と常識が身に付きません。 でもバファリンと同…

タクトナカジマ

社会人五年目に突入しましたが、未だに倫理感と常識が身に付きません。 でもバファリンと同様、体の半分は優しさでできております。受験生に蛍光ペン引かれるような歴史に残る偉大な人物になるためにはどうすればいいのか毎日必死に考えてます。

最近の記事

なか就6 ~黒組織との遭遇~

※これは、僕自身が就職活動をしていた2010年〜2011年のお話です。参考にはなりません、こんな侍がいたということだけ知ってください。 まずはじめに、“ブラック企業”と言う言葉をご存知だろうか? 激務でありながら薄給、会社の兵隊たちが組織されるも劣悪な労働環境により離職者は後を絶たない。 重度のストレスで髪も薄くなり肌も荒れて臓器にも異常をもたらすこともあるというヘビーなおまけつき。 業界を特に絞っていなかったし、どうせならってことで興味本位で2ちゃんねるでブラック

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    • なか就5 ~終わりは突然。危機意識を持つことの重大性~

      ※これは、僕自身が就職活動をしていた2010年〜2011年のお話です。参考にはなりません、こんな侍がいたということだけ知ってください。 あなたは普段から危機意識というものを感じてはいるだろうか? この話を読むことで、就活生が、もしくは全ての人が自身の意識を見直すきっかけとなってくれればと思う。 某玩具メーカー2次選考、いわゆる“BGM2”だ。 1分間の自己紹介があるというのはあらかじめ知らされてたので、がっつりと戦略を考えこんだ。平成の関羽とは俺様のこっちゃ。

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      • なか就4 ~1分間スピーチの思わぬ落とし穴~

        ※これは、僕自身が就職活動をしていた2010年〜2011年のお話です。参考にはなりません、こんな侍がいたということだけ知ってください。 製薬業界の面接に朝一番で行ってきた。選考内容は既に受験者に告知されている。1分間スピーチだ。 集中力を高めていると、隣の席に座ってた、“朝ドラにでてきそうな幼なじみでおてんばな大空ヒカルコ”的な雰囲気の女の子が 「今日のスピーチ…何やるんですかね?」 と話しかけてきた。 行きの満員電車に揺られて中年のおじさんにプレスをかけられてイ

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        • なか就3 〜発想力を研ぎ澄ませ〜

          ※これは、僕自身が就職活動をしていた2010年〜2011年のお話です。参考にはなりません、こんな侍がいたということだけ知ってください。 製薬業界3次面接。 あなたならどうするだろう?何の関連性のない複数の絵をもとに一つのストーリーを創り出せと突然言われたら。 ほつれた糸を紡ぐような繊細な創造性と、空を優雅に漂う白雲のような大胆であり柔軟な展開能力を要する課題を出された。 一つのストーリーが生み出されると、作品には確かな魂が宿り、見る人の心を揺れ動かす力を持つ。言霊

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        なか就6 ~黒組織との遭遇~

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          なか就2 〜テレビ局への憧れ〜

          ※これは、僕自身が就職活動をしていた2010年〜2011年のお話です。参考にはなりません、こんな侍がいたということだけ知ってください。 この日は誰もが知ってる某テレビ局の面接でした。 面接用シートというものを書いて、いざ面接へ。 「準備は最大の攻撃」だと誰かが言っていた気がするがまさにそれで、面接の作戦をこれでもかと仕込んでいたから全く緊張はなかった。詳細は後ほど。 就活生4名に対して面接官2人のグループ面接。 グループの一人は、「テレビ局=奇抜さが求められる」と判

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          なか就 〜はじめての面接〜

          ※これは、僕自身が就職活動をしていた2010年〜2011年のお話です。参考にはなりません、こんな侍がいたということだけ知ってください。 遡ること2010年冬、春のかほりも全くしないこの季節に当時大学3年生の僕らは就職大戦争へと出兵した。 雀鬼のような顔で必死にエントリーシートを書き倒し、はじめて面接への道が開かれたのは製薬会社だった。 初めての面接にして神は試練を与えた。 面接会場に向かう途中に吹く強風で片方のコンタクトが外れたのだ。裸眼での視力は0.02。 ※この

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          禁じられた遊戯

          その日の夜は、家には自分しかいなかった 面白そうな番組があるわけでもなく、ダラダラとした時間を過ごしていた 自分の部屋に戻りPCを開き、友人のブログで気になる内容を見つけた。 「ひとりかくれんぼ」 昔話題になったが、また一部でブームになっているらしい 「ひとりかくれんぼ」とは、簡単に言うと霊の存在を実感できるゲームのこと。 ホラー好きでもなんでもないが、なんとなく興味はそそられた。

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          ゴミのような一日を、文学作品風に書いてみる

          目が覚めると時計の針は12時を指していた。まるで親子が立ってこちらを見ている長針と短針が上を指している。 薄曇りの昼が今日もまた巡る。 家の中はしんとしており、誰もいないようであった。 母は友人とランチに行くと言っていた。父はいつも通り仕事だ。 最近3人が顔を合わせて朝食をとることが少なくなってきた。 それはそうと私の朝はご飯派である。 そんなことをコッペパンのようなベッドの上で考えていた。 まるで体育後の体育館のように派手に物が散らかった部屋をびゅんと抜け、

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          亡き友に捧げる鎮魂歌

          もうあれから6年も経つのに、まだあの日の光景が目に焼き付いている。 2010年、飼い犬のラブ(ゴールデンレトリーバー♂)が天に旅立った。 12歳だった。 2階に駆け上がって寝ている僕を呼びにきた母さんは、涙を流しながらラブの死を静かに僕に告げた。 ぼーっとした状態で急いで1階に降りると、父さんの膝の上でいつものように眠っているラブの姿があった。 ただ昨晩までと違うのは、苦しそうに激しかったラブの呼吸がぴたりと止んでたことだった。

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          ひとりバーにデビュー、そして卒業

          9月で28歳を迎え、なにか大人っぽいことをしたいなと思っていた12月の冬の夜。 突如友人からドタキャンされ、ガッツリと夜に自分ひとりの時間ができた。 前々から憧れを持っていた“ひとりでバーに行く”ってやつ、やってみよう。そう思い立ってからは早かった。Googleで「ひとりバー デビュー」と検索をしていろいろとサイトを見ていたのだが…いや、このデビューはダサいな。 街に出よう。バーといったら西麻布だろってことで22時頃に家を出て西麻布に着いた。

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