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スマートホームやりたいから教えてよ、って言われたときに投げつける用の記事

2022/12/11にちょっと更新

もう家の中にはAlexaやらGoogle Assistantやらが数匹居て当たり前。気がつけばホテルに入ったときすら「Alexa、....あ」みたいになる始末。そんな時代になったかと思えば、どうやら世間的には違うようです。

というわけで、何を買えば良いのかということをざっくりまとめました。

要約すると、

「部屋の数だけEcho dotとnest miniを買え」
「枕元にはEcho showを置け」
「電球は全部Hueに汁」
「エアコンある部屋の数だけNature RemoかSwitchbot Hub miniを買え」
「リモコンもない家電にはスマートプラグを挟め」
「スマートロックはとりあえずQrioにしとけ」
「カメラの類はATOMCam買っとけ」

です。以下蘊蓄。


スマートスピーカ

・Google Home (Google Assistant)
・Amazon Echo (Amazon Alexa)
・Clova (LINE Clova)サ終
・HomePod (Siri)

大体世間で出回ってるのは上記でしょうか。()内はそれぞれ対応するサービスです。 とりあえずGoogle Nest miniAmazon Echo dotを買いましょう。

どっちを買えば良いのかって?

どっちもだよ。

呼び出しのホットワードが言いやすいという点ではAlexaですが、インテリジェントな動きをしてくれるのはGoogle Assistantという印象です。個人的にはAlexaの方を使いがちです。先進的な家を作ろうみたいに考えてるならまずは両方試すべきでしょう。

大体どちらかに集約されるのが宿命ですが、私の観測範囲ではAlexaが優勢に思えます。

ではClovaとSiriは?と聞かれると、Clovaは知らんSiriはヴァカだけどスピーカーとしてのHomePodは最高なので、スピーカーとして割り切って買うならHomePodはありですよ、という感じでしょうか。個人的にはHomePodすごく好きです。

20221211追記:
Clovaはサービス終了し、HomePodは大きい方が亡くなってminiのみとなりました。実は個人的には音楽鑑賞とホームシアター用途としては凄まじく良い選択だと思っていたHomePodなので、ご興味ある方はminiじゃない方を是非中古でも探してみることをお勧めします。数日使うと最適化が進んでなかなか馴染んだ音になるので。


ディスプレイ付きスマートスピーカー

まだあんのかい

というツッコミをしたくなる気持ちわかりますよ。機能としてはスピーカーと大体同じですが、最大の違いは画面とカメラが有ること。こんな感じですね。

スクリーンショット 2020-02-05 16.51.25

AlexaではAmazonでの商品の注文ができますが、実際に何が注文されたのかを目で見れたりなどするのは安心感あります。なので、予算的に余裕があればスピーカー買うより先にこっち買ったほうが精神的障壁は低いかも...しれません。

Google陣営にもAmazon陣営にも両方ともにあります。どちらも1万円台からラインナップされているので、先にスピーカーの方買ってからAlexaとGoogleAssistantどっちが家の主役になったかで決めるのもいいでしょう。

置き場所としては、置き時計置くような場所にはまります。私は枕元に置いています。外からカメラで宅内を見たり、テレビ通話出来たりするので祖母宅や嫁さんの実家にプレゼントしたりしました。

20221211追記:
Googleは正直やる気あるのかいまいち不明で、AmazonEchoも部門が赤字故に今後の雲行きにやや怪しいものを感じております。が、まぁ、相変わらずPrimeDayの時にはEchoShow5とか3000円ぐらいで投げ売りしてたりするので、最初の1台に良いかもしれません。


スマートライト

これが多分スマートホームらしいところの第1段ではなかとでしょうか。いろいろな製品が増えてきましたが、買うべきは一つです。

Phillips Hueです。

コレ以外はだめです。WiFi使ってつなぐ中華LED電球なども確かにあります。それらも確かにAlexaからたたけたりはします。が!たかが電球1つにローカルIPアドレスを1つくれてやるわけです。ルーターのDHCPの割当なんてデフォルトで20台みたいな設定されてるルーターもあるわけで、必要以上にローカルIPアドレスの浪費をするのはそのへん管理する自信のある人間以外は避けるべきでしょう。
HueはZigBee接続なのでブリッジ分のIPアドレス1つですみます。

要するに、WiFiバルブはネットワークに優しくないからやめよう!Hueにしとけ!ってことです。

Hueはちょっと高めではありますが、今の所バルブが壊れた事は無いですし、明るさも十分です。RGB対応と色温度変更対応の2種があり、コレ以外にLEDテープなどもあっていろんな場所に設置出来ます。

とりあえずはじめてみたいなら、バルブ3つ+ブリッジのセットあたりがよいのではなかとでしょうか。


空調制御と赤外線リモコン

これも一択です。Nature Remoを買いましょう。mini無印の2種がありますが、これはどちらでもまあ良いです。(搭載しているセンサの種類と数が違う、というだけです)

20221211追記:NatureRemo系か、もしくはSwitchbot Hub miniにしましょう。Switchbotは温度センサを内蔵してませんが、外付けのワイヤレス温度計が2000円程度で買えるのでお勧め。

これで、赤外線制御できる全家電+エアコンの操作が出来ます。

では、なぜスマートリモコンじゃだめなの?って話ですが、エアコンのリモコンはコマンド体系がかなり複雑で、かつ各ボタン毎の学習ができない(各ボタンの操作時に、リモコンが持ってる状態を全部一括送信している)ので、スマート学習リモコンだと空調制御に期待する「25度にセットして」どが出来ないのですが、NatureRemoはかなり大量のエアコンのプロファイルを持っているので、NetureRemoであれば特に悩まなくても出来ます。
Switchbotも同様に空調機のリモコンのプロファイルを持っているので同様に使うことができます。

双方共に学習リモコンでもあるので、テレビやリモコン付きシーリングライトの操作も出来ます。なのでこの1台が入るだけでも家の多くのものをスマート化出来るでしょう。


スマートプラグ

コンセントのON・OFFを行えるものです。コレについては今のところ「これだ」というものを持ち合わせていません。中華製のWiFiコントロールプラグみたいなものがあるので、そのへんを適当に組み合わせる感じでしょうか。

スクリーンショット 2020-02-05 16.48.24

中華系メーカーを中心に色んなメーカーが作ってますが、中華は中華でもTP-LINKのやつあたりはまだ安心感がありそうです。

我が家では電熱機器の類(こたつ、ホットカーペットなど)に噛まして居ます。

20221211追記:
我が家のスマートプラグは操作系の統一という観点からSwitchbotのものに統一しました。Switchbotのものは消費電力計が付いているのもGood。


スマートロック

ベタですがうちは素直にQrioを入れました。コストパフォーマンスが良いわけではないんですが、Qrio本体のみで1年ほど運用後、QrioHubも導入しました。
合鍵を人に簡単に渡せる点、自動ロック解除がいい感じに機能する点、Hub無しでもNatureRemoがあれば遠隔解錠出来る点、自宅以外での導入事例でいくらか触って慣れてるから、といった理由もあって採用しました。
QrioHubがあれば、QrioAppからの遠隔解錠はもちろん解錠・施錠のログが確実に取れるので、予算があればとりあえずつけておくことをお勧めしたいですね。


セキュリティカメラ

AtomCamシリーズで複数台導入しました。
バイク数台を置いている駐車場と玄関、その周辺に設置を行っていますが、箇所に合わせてATOM Cam初代、ATOM Cam2、ATOM Cam Swingを使い分けています。

ATOM Camはいわゆる中華監視カメラの類になりますが、製品企画とサービスを日本国内の会社がやっている点が特徴です。Appもなぜか自分の録画を見るために動画広告を見るハメになったりせず好感が持てます。

ちなみにRTSPやらのコアユーザーが必要としてそうな機能は有能なハッカーの方々がハックツールを作ってくれているので、無保証ではあるものの痒いところに手が届くのもポイントです。


とりあえずこれらを揃えておくと家の中の結構な部分をスマートに出来るんではないかと思います。スマートロックとかそのへんも入れたいんですが、うちの鍵がスマートロックを付けれない類なのでここも私としては今の所コレ、みたいなのは言及を避けます。(個人的にはQrioを入れたい:入れました)





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