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(大幅消去、タイトル変更済)NAリージョンの構成推移をスキルツリー風に表現してみよう Apex机上の卓論#12

ほぼ妄想とこじつけのお気持ち回

追記(6/12)
長くなりすぎ、次の日に見返すと駄文が過ぎる部分、お気持ちが過ぎる部分がある。大きく消去し今回はNAの構成推移のみに絞って書きなぐる。タイトルも変更した。お詫び申し上げる。

ALGSプロリーグ、ヒューズ構成が支配的なAPACNとは対照的に他リージョンではカタリストの採用が目立つ。これに関してどちらが正解であるのか?というのはオフラインを楽しみに待つとして、構成おじさんが思い浮かぶのは一つの疑問だ。

カタリストが正解であった場合、APACNのチームはそれに対応ができるのか?

プロリーグにおいて現在好成績を残している(試合差があるのは置いておいて、現状のプレースメントだけ)上位10チームの内訳。中入りのNewJ、RIDDLE、KINOTROPE、HAO、TIE。これらのチームは基本的にワットソンやクリプト等を採用しており、カタリストorヒューズという悩みとは無縁だ。
問題となってくるのは外入りのFNATIC、NOEZ、GHS、REJECT、NORTHEPTIONである。
主にヒューズを使用しているチームが多く、カタリストを使い上位成績を残しているのはWEで切り替えるGHSだけワットソン構成を用いてSP1優勝を決めているREJECTは保険適応にて例外とするにしても、仮にカタリストが求められる状況で即座に切り替えることができるのだろうか。
そもそも、他リージョンで安定した成績を残しているカタリストの採用がAPACNでだけ明らかに少ない理由とは何なのか。

それを考えるためには、year3のある事件より前の構成から考える必要があった。それでは今日も書きなぐらせていただきたい。なっげえぞ。目次置くか。

追記(6/12)
というテーマで始めたのだが、今回はNA(TSM)の構成推移のみに絞って行う。



NAリージョンの構成推移は進化の歴史

思えば懐かしいyear3。シアの弱体化前であり、ホライゾンが猛威を振るい、R99にデジタルスレッドが付いた時代だ。その頃のApex競技シーンでNAが用いていた構成は以下のものだった。
主にTSMを軸として話を進めるが、それはDarkZeroがとてもイレギュラーな完璧超人視点であり、時代を先取りしすぎているチャレンジが見当たるために軸として不適格だからだ。登場するタイミングはあるのでご了承願いたい。

ホライゾン、カタリスト、シアのあの頃

ホライゾンをファイトの軸に、シアQを積極的に当てていく。
目指す方向としては、現状の構成と変わらず目の前のファイトで優位に立つことだ。

思い浮かぶのは、ゲームを引っ張っていくHALの白いホライゾンだろう。Evanがカタリストの特訓を行い、Repsのシアが後方を支える。熱心なTSMフリークでなくとも、覚えのある構成なはずだ。旧TSMの常に基本となっていた配置。しかし、この配置には大きな欠点があった。

シア、カタリストは共通して同じ特徴を抱えていた。
同時に使うことで優位を取りたい場面では、どうしても配置が崩れてしまうのだ。
各プレイヤーに超人的なスキルとアドリブ力が求められ、まさに花形エースストライカーだった時代ともいえる。
ホライゾンを後ろに残すことも選択肢の一つだ。
ただしシア、カタリストは身を守る手段がない貧弱さであり、前に出す意味は薄い。
今に続くカタリストのジレンマである。

コンセプトをファイトの勝利に置き、そこで優位を取りたいならば外せないと思われていたホライゾン、シア、カタリスト。特徴がどれも”スキルを使う時にだけ前へ出したいレジェンド”である不幸。結果的にアビリティで宙へ浮くことで身を守れるホライゾンがフラッガーを務めることが多く(決してその方面で優れているとはいえない)、バランスを取ることはプレイヤーのアドリブやスキル、コーチの調整力に委ねられていた。

これはかねてよりのApex競技シーン(レイスやジブが活躍していたみんなが大好きなあの頃)の色を色濃く残している。
Apexとはそういうものだと。その方面に優れる優秀なスキルを持ったプレイヤーが携えれば、たとえホライゾンやカタリストを用いていないヴァルキリーチームであってもファイトを優位に進めることだってできた時代だ。

この状況が大きく変わったのは、シアの弱体化がキッカケだろう。必須ではなくなったシアが外れ、代わりに加入したレジェンドはまさにアンカー向きであった。

あの頃の終わり ホライゾン、カタリスト、バンガロール

シア→バンガロールの変更はApex競技シーンに大きな影響をもたらした。
今へ続く構成が完成した瞬間である。
前へ出なくともスモークでカバーができる。
取得した情報をどう生かすかで価値が大きく変わるUltは、情報を持てるアンカー向けだ。

バンガロールの登場で、競技シーンは急激に進化していく。アンカーラインを常に維持しつつファイトを行う基礎ができた。カタリストがUltを使用するときにだけ前へ出る必要のあるレジェンドという問題点が、大きな利点ともなる。先に述べたように、ホライゾンは競技シーンのトッププレイヤーたちが持つトラッキング能力をもってすれば決して安全とはいえない脆弱なフラッガーだ。
ならば必要な時にはカタリストを前に出して、2人で相互に守り合えばいい。
バンガロールのアンカーが更にサポートするのだから、ホライゾンは万全なフラッガーとして立ち振る舞えるようになる。バンガロールは生存能力が高いため、近い距離でのカバーが必ずしも必須ではない。
エリアコントロールという戦術の変換点も、恐らくここである。
(後述するかしないかはわからない。したいんだけれど、一旦構成の話で進めたい。でも話さないと何故コースティックになったのか?を伝えるのに言葉が足りないんだよなあ。)

ランパートやニューキャッスルを採用するチームは減り、レイスやジブラルタル、パスファインダーが入り乱れるかつてのApexは真に終焉を迎えた。現代競技シーンのスタートである。
ちなみにだが……お待ちかねのDarkZero。彼らはヒューズを採用し、エリア確保戦を優位にしようと模索している動きがこの時点である。1年早い。まさにイレギュラー。

2-1の誕生 バンガロール ブラッドハウンド コースティック

Y4SP1で見られたこの形は、ホライゾンのナーフを受けブラッドハウンドへ変更されたブラッドハウンド、カタリスト、バンガロール構成へのカウンター型だ。
ブラッドハウンドとカタリストを前に出しエリアをプッシュしてくる相手に対し、いかにソロアンカーで対応するのか?という問題へのアンサーで導き出されたコースティックを用いた新型である。この構成は猛威を振るい、多くのチームへと広がっていく。

SP1で多く見られた形、何故この形になったのか?という所へ繋がる。

解説は省略。エリアコントロールの進化。

NA構成のスキルツリー

図にするとこんな感じ。
この系譜をたどってきた競技経験があれば、ヒューズへの対応は安易で1-2、2-1の2パターンに対応可能なベースがある。


・追記編集(6/12)
あまりに駄文お気持ちが過ぎたためにAPACNのくだりは消去。また書き直す日がいつかくる。


ここまで読んでくれた物好きな競技ファンである貴方。
是非にTwitterで競技のことを語り合わないか?

普段コメデターと言われるのが怖くて、といったフリーク向けなスペース(ツイッチなど)を使っていくこともしていきたい。
そのためにゼロベースで他のことを始めるほどメンタルが強く辛抱さもない。基礎の数字が欲しい。さあ!待っているぞ!

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