編集者が必要なくなるように働きかける
コテンラジオのガンディー会を聴いた。これがおもしろくてね、また聴きたくなってしまう。
ガンディーは、うだつのあがらない弁護士だったそうだ。
そんな人間が、あるとき対立をなくす方向へと働きかけることによって、弁護士業がうまくいくようになったという。
どうして対立をなくそうとしたのだろう。
その理由は、人と人が対立するようにと多くの弁護士が仕向けていることに気づいたからだそう。裁判が長引くことによって、弁護士は儲かる。
この事例はおもしろい。対立をなくしていったら、弁護士という職業そのものが必要なくなってしまう。一見すると不利益でしかない。
しかしながら仕事が存在している理由は、そこに悩みや困り事があるからだよね。
その職種が必要ではなくなるように働きかけていくことこそ、根本的な困りごとや悩みを解決することにつながるのではないだろうか。
そんなこんなで、編集者が必要ではなくなるように働きかけていきたいと考えるようになった。
己の仕事がなぜ必要とされているのか
己の仕事がどうやったら必要ではなくなっていくのか
こんなふうな問いを持ちながら、目の前のことに取り組んでいきたいこの頃です。
読んでくれてありがとうございます!良い年の瀬にしましょうね。
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