「On the Shortness of Life」生の短さについて
きっとコンテンツビジネスの話なんだろうと、
どこか斜めに構えてしまい
読んでこなかったSDGSの 本を読んだ昨年。
その時にある1冊の本が浮かびました。
それはセネカの「生の短さについて」という本です。
中にはこれから3年くらいかけて
いやもしかすると一生をかけて、
こんなことを表現したいと思うことが
つまっていました。
私たちが大事にしたいのはいつだって、
結果よりその経過、プロセスです。
例えば何かで失敗したとしても、
その失敗は畑の肥料のように、
きっと土を豊かにするということ。
点で見れば凹んだ場所も上から見れば長い線の一部だということ。
今の私たちにはそういったことを表現するのに
まだまだ経験や技術や知識が足りない。
そんなことを痛感した気持ちや迷いも
今回の新作にはきっとストレートに
表れているかもしれません。
失敗しても少し凹んでいたとしても、
迷いを携えたままでも前を進む気持ちを
皆が持っていられますように。
新作を少しですがお持ちいたします。
あたたかい春の日にお会いしましょう。
「春のおとずれ」展
Takuroh Shirafuji 24(金)25(土)在廊予定
HP : https://www.algo-ogura.com
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