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Photo story

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猿払村に纏わる写真から綴る物語。
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2022年9月の記事一覧

Photo story No.051 だるま朝陽と腕をあげたいと想った秋の朝。

9月21日の夜明け前、目が覚めて気温を確認したら一桁と冷え込んでいた。天気予報の感じでは、綺麗な朝陽が拝めそう。それならばということで、いつもの場所に車を走らせた。 海沿いに着いた頃には空がうっすらと紫からオレンジ色にグラデーション。そして、徐々にオレンジが強くなってくる。 太陽が顔を出したところで、太陽と海面の間には蜃気楼的な現象だろうか、隙間が生まれてきた。撮影経験が少ないこともあって、こういう瞬間にワクワクする。ただ、技術がないので思ったように撮影できたことはない。

Photo story No.050 日帰り12時間の旅の前に。

一昨日は日帰りで往復700kmのドライブ。5時くらい夜明けと共に出発だ。私の自宅は漁港から5km離れているが、静かな早朝は家を出ると漁船のエンジン音が聞こえてくる。出発し、海が見える場所まで車を走らせると、まだ薄暗い中漁場に向かうホタテ漁船団の姿を捉えた。Twitterで時折掲載している、#今日のオホーツク海を撮影している地点に到着。いつもは海岸線沿いに対して、平行にカメラを構えて撮影するわけだが、この日は日が昇ってくる方向にレンズを向けたので右下にテトラポットが映り込んでい

Photo story No.049 冷える早秋の朝。

日曜日早朝パッと目が覚めた。窓の方に目をやると、カーテン越しながらもうっすらと明るさを感じた。スマホを手に取り時間を確認する4時45分を過ぎたところ。日の出の時間を確認すると5時過ぎ。ほとんど雲がかかっていないようなので、行けばそれなりの朝陽は撮影できそうだ。そして、今から車を走らせれば間に合う。顔を洗うなどさっと身支度して、5分後には出発。日中の気温を基準に考えてしまい、朝に冷え込みを考えずにTシャツとハーフパンツで家をでた。玄関を出た瞬間、誤った服装を選択をしたことに気づ

Photo story No.048 人の優しさと健康と。

9月2日金曜日の朝からなんだか口の中に違和感。仕事中も気になってはいたが仕事に支障が出るまでではない。昼休みになり、硬めのものを食べるのは無理そう。地元のパン屋でパンを二つ買って食べる。食べている時には問題がなかったが、午後から仕事を進めていると段々と違和感から痛みに変化してきた。頭痛にたまに襲われる私は鎮痛薬を常備しているので、一縷の望みを託して飲み込んだ。少し時間が経つと完全には消えないものの、仕事はし続けられる程度だ。夕方にはまた、強まってきて再度身体に入れる。飲んだ直