マルチタスク炎症問題
スイッチが入らないとき、やる気が出ないとき、モチベーションが上がらないときがある。
一時的なものならいいのだけど、わりと大問題なのが「その状態に馴染んでしまうこと」だ。
馴染んじゃうと「最近やる気ない」というより、そもそもの人格に体たらくが張り付いてしまう。こうなると「無気力かつ、やる気のない人物」というあんまりなりたくない人間になってしまう。
10代だとアンニュイな感じが出るのかもしれないけれど、大人になるとシンプルに見苦しいのであんまり乗りたくない乗り物だ。
いつもやる気満々というのもブキミではあるのだが、常時無気力なのもキツイ。
そんなことから「やる気がない状態」は一刻も早く脱出したほうがいいということで、いろいろと調べてみた。
よく出てくる情報としてあるのは「やる気は脳の側坐核という部位がコントロールしており、ここは作業興奮というやっているうちにやりたくなる。だからとりあえずやる気なくてもやれ。やっているうちに楽しくなる」というものだ。
おおむね心当たりもあるし、事実そうだと思う。だけど、ちょっと別の情報がほしいのでもう少し調べてみた。
けっこうピンと来たのが「マルチタスクにより炎症」だ。
つまり「やること増やし過ぎてやる気が出ない」という状況を指す。
たしかにアレもやって、コレもやってというタスクの大渦に巻き込まれていくと、精神に炎症が起きてしまう。
「やらなきゃやらなきゃ」で結局何もできないという負のループに陥っていった経験はある。たくさんのことをやる楽しさはあるのだが、多すぎるとなんだか頭がしゅわしゅわする。
この解決方法は「そぎ落とし」しかない。
やらないことをちゃんと決めるのだ。
たしかに「今日はこれをやらない!」と決定すると、一歩ずつでも進めるようになる。逆に何でもかんでもやろうとすると「本当にもう数ヶ月何もしてないや」なんてことがある。
気圧とかがブッ壊れている時期なので、ちょっと試してみるのもおすすめである。
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