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不幸からの脱出条件

「幸福度」というゲージがある。

日本は「World Happiness Report 2022」によるとランキング54位だ。個人差もあるし感じ方次第なので、個人的にこのランキングはさほど意味がないとは思う。

この「どんだけ自分が幸福か」というのは「内発的動機づけ」をどれほど感じられてるかで決まってくる。

行動が内面に沸き起こった意欲に動機づけられている状態が最強であり、この「自分がやりたいからそうしている」という意識を高めていけば不幸感は失せていく。

「 内発的動機づけ」の対義語は「外発的動機づけ」と呼ばれるもので、金銭や食べ物、名誉など、外から与えられる外的報酬に基づく傾向にある。

 社会心理学者のおっさんなどによれば、内発的動機付けには有能感と自己決定感が強く影響するという。

「内発的動機づけ」と「外発的動機づけ」の境界は曖昧だが、「自分がやりたいからやっている」と思える活動で人生の時間を埋めていくとまぁいいよね、ということだ。

すべてのことを「俺がやりたいからやってんのよ」というわけにはいかないだろうが、何でもかんでも「別にやりたいわけじゃないし」というのもつまらない。

仕事も「金のためにやってるだけ」だったり学校も「親に行けと言われているから行ってるだけ」だったり勉強も「受験のためにやってるだけ」というので埋まっていれば、まぁ不幸だろう。

この外発的動機のみになって、時間が経つとひとは自ら命を絶ったり、無気力になったり、引きこもったりするのだと思う。

日々の中で自分がやりたいからやっているということを一つでも増やしていく。そう感じられるような視座を持てるようにしていく。というのはあっけらかんとヘラヘラ生きていくための一つの条件なのかもしれない。


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