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戸田でタカアシガニ

先日、BS-TBS「美しい日本に出会う旅」でタカアシガニを食べる場面がありました。場所は沼津市の戸田漁港。タカアシガニといえば水族館の深海コーナーにいる、世界最大のカニです。これは一度行かなければと思っていました。せっかくなら富士山が綺麗に見える冬の青天時に、ということで三連休中一番天気の良さそうな土曜日に行ってきました。

戸田へは箱根新道で箱根を越えて三島から伊豆縦貫道、長岡ICで降りて内浦三津の海に出て、もう一度真城峠の山越えを経て到着です。

戸田漁港

戸田はのどかな漁港です。でも肝心の富士山は漁港からは見えません。ランチにはまだ早かったので御浜岬公園に行ってみました。

富士山発見

思った通り、御浜岬からは富士山がよく見えました。

富士全景

いつも湘南から見る富士山とは形が違って見えます。左の裾野の長さが印象的です。

諸口神社鳥居

御浜岬公園は松林がきれいな静かな公園で、神社がありました。

御浜岬から戸田漁港を望む

岬の漁港側は砂浜になっていて夏は海水浴で賑わうようです。水が綺麗です。漁港には遠洋漁船でしょうか、大きめの漁船が停泊していました。

水仙もちらほら

さて、いい時間になったのでいよいよタカアシガニランチです。

丸吉食堂

今回お邪魔したのは漁港東寄りの丸吉食堂。事前に何軒か調べたのですが、タカアシガニ料理というと丸ごと一杯を蒸して食べるようで、予約が必要だしかなりのお値段なのです。足一本くらいでいいんだけどな〜、と調べていたら、こちらの丸吉さんにはカニ入り天丼というのがあって、ちょこっと味見にはちょうど良さそうなのです。ちなみにこのお店、深海魚の天丼「どん底丼」というのもあったりしてネーミングセンスにも惹かれました。

カニ入り天丼

これがカニ入り天丼です。タカアシガニの足先2本とその上の部分2本、あとはエビ2本、キスのようでキスでない何かの深海魚?一枚にピーマンでした。タカアシガニのお味は、、衣が邪魔してよくわかりませんでした。。
食事中、正午のサイレンと同時に漁船が汽笛を鳴らしながら出航して行きます。お正月に帰港していた漁船が再び出港するところに遭遇したようでした。

内浦三津・淡島

帰りは戸田峠を越えて修善寺に向かいます。途中、だるま山というところに展望台があったのですが、ここから富士山だけでなく、朝通った内浦三津の漁港も見渡せました。内浦三津も静かな漁村で、湾内に淡島が浮かび、生け簀があってカモメが飛んでいるという風光明媚なところなのですが、車を止める場所がなくて泣く泣く素通りしてしまったのです。

桂橋より楓橋を望む

修善寺ではカフェ・オルタというお店をチェックしていたのですが、なんとお休み!カフェ難民になってしまい、はちみつソフトに辿り着きました。

はちみつソフト
修禅寺

修善寺からは再び伊豆縦貫道で三島に戻り、往路と同じく箱根新道で帰宅しました。
タカアシガニの味はよくわからなかったけれど、西伊豆の海が綺麗で癒されました。

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