プロデューサー(トラックメイカー)とアーティスト

ここ数年、アーティストに対してトラックを提供するトラックメイカーが注目され、メディアでもトラックメイカー単体で取り上げられる機会が増えている。自分は中学生の頃からラップを聴いているが、いま起きているこの現象は当時からしたら考えられない。プロデューサーというのは本来あまり表に出ず、あくまでも黒子の存在というイメージが強い。しかしこの関係は令和に入り、ほぼないと言っても過言ではない。トラックメイカー名義のアルバムが出たり、本来歌うはずがないトラックメイカーがLiveで歌を披露したりと、ヒップホップの現場でも多様性が重要視されている。

これはいま広告会社に勤める自分にとっても大きな出来事であると思っている。広告会社、すなわちエージェンシーという立場とクライアント(お客さん)の立場はプロデューサーとアーティストの構図と同じであると思っている。
ここではエージェンシーはプロデューサーで、クライアントはアーティストにあたる。お客様(アーティスト)を支援するのがエージェンシー(プロデューサー)と言う位置付けだ。

この構図もあってか、表に立つ事が今の自分のモチベーションである。あと1か月ちょいで試用期間もあけるので、DJ教室に通ってみようと思う。少しでも表に立つ事に慣れておきたいのと、やはり色んな音楽の現場に足を運んで素直にDJがカッコいいと思っているからだ。

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