コロナ禍で変化したジャズライブの時間についてミュージシャン目線で考えてみた
昨日は六本木 アルフィーさんに出演。
アルフィーさんはコロナ禍を経てライブの時間を大きく変えた。
19時スタートの90分 1ステージ。大抵のジャズクラブは60分 2ステージのため、90分のステージはステージ構成が普段とは変わってくる。
今回僕は渡辺貞夫さんのステージングを模倣する形でセットリストを組んでみた。
Cruising The Darkness (BPM ≒ 190) Funk, 4beat
Citta' Dell' Acqua (BPM ≒ 155) Bossa
Celebration (BPM ≒ 184) 4beat
Cross Road (BPM ≒ 90) Bossa
With You (BPM ≒ 50) Ballad, piano duo
Rose Maze (BPM ≒ 200) Waltz
Walking Dawn the Naka-dori Street (BPM ≒ 240) 4beat
貞夫さんのステージでは大抵セットリストの中程でスローの曲が数曲続けて演奏される。
90分のステージとなるとスローの曲が何曲か入れたい。その中でどこにどう入れるかが重要になってくると考えた。
可能性としては二種類。途中に2曲続けて演奏するパターン。この場合、波が作りやすい。
もう一つは続けずにそれぞれスローの曲をテンポのある曲の間に入れるパターン。こちらはめまぐるしい緩急がつく。
僕は前者を選んだ。貞夫さんのステージを聴いていても、「またバラードか」とはならずジーンとどんどん沁みてくる感覚になったことがある。
正解はないと思うが、どうセットリストを組むかは非常に重要なこと。コロナ禍で生まれたアルフィーさんの90分一本勝負。新たな発見をいただいた。
ただ、、、
20時30分には終演なのでそのあと飲み過ぎてしまうのが玉に瑕。毎度後悔することになる。
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