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他者比較は社会的本能なのかな・・・?

皆さんこんにちは。『自力開眼』『地力向上』を目指す、能力再生相談所、内匠です。

先日図書館で外山美樹著『実力発揮メソッド』を借りて少し拾い読みを開始したところです。

目に飛び込んできたのは“人と比べてみる”という章です。

他者との比較しても意味がない・・・という風によく言われるかと思いますし、私自身も最終的にはその説の方を支持したいとは思っています。

ですが、本書を読むと、他者比較・・・本書では“社会的比較”と定義されていましたが・・・から逃れられない、と主張していました。

確かに思い返してみれば、自分の能力を絶対値で評価することってなかなか難しいし、思い返してみれば子供のころから何かにつけて競争する…例えば早く食べた方が勝ちとか、そういったくだらないところから始まってましたしね。もはや習慣化されていると言ってもいいのではとは思います。

子供の頃は勝った負けたの単純世界で終わるかもしれないですが大人になった今、それで負けたからって落ち込んで終わるようでは人生つらいだけですね。でも実際には、あいつは昇格してるのに俺は…みたいなことは社会人になっても起きてるわけで、そうなると飯を早く食う方が偉いんだ、という次元と大して変わっていない心理があるのかもしれないです。

比較することからは逃れられないとすれば、大事なのはその取扱い問うことになりますかね。私はAさんより劣っている…と言って落ち込んだりしているだけではただの自己卑下で、その感情はやがて自分より「劣っている人」を探して自己満足に浸るという世界に行ってしまいます。私も時々、そういうことをしてあ、やばいな、と思うことがありますから。

比較の本当の意味は、その比較からわかる自分の立ち位置に対して、今後どうしていくか、というフィードバックとして捉えられるか、というところが重要になってくるわけで、そういう意味で客観的に評価できるかどうかがカギになるんだな、ということを改めて思った次第です。

そうは言ってもなかなか難しいところですがこれも訓練していけばやがてできるようになるだろうな、と思っています。

ということで今日もご一読いただきましてありがとうございます。

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