日本シリーズから思う長所と短所

皆さんこんにちは。能力再生相談所、内匠です。

日本シリーズ、皆さんもご存じの通りヤクルトが日本一になりました。私はヤクルトの日本シリーズと言えばやっぱり92年、93年の西武ーヤクルトが思い出深いですね…第1戦の杉浦選手の代打満塁逆転サヨナラホームランとか、個人的に高校野球の時からのアイドルだった荒木大輔投手のピッチングとかが思い出されます・・・。今シリーズについては、私の家にテレビがないので具体的なプレーとか全く見てないんでよくわからないんですが、でも接戦だったということでさぞ面白かったんだろうなと思います。

さて、こういうスポーツもので出てくるのは必ず、監督の采配がどうだったのか、ということですね。今回もたくさんの評論家の方がいろんなことを書いているかと思います。

そんな中で高木豊氏のご意見・・・高津監督はブレなかった、というのを読んで(Youtubeでもみましたけど)、そこから長所と短所について思いました。

どういうことかというと、今回の記事で言うと高津監督がシーズン同様の戦い方を変えず、ぶれずにやったのが良かった、という論旨だったと思うのですが、それは結局のところ、結果論というところもあるんだろうなと思うわけです。誤解のないように申し上げたいのですが、別に高木豊氏の記事にいちゃもんをつけるとか、反対意見を言おうというわけではありません。

ただ、ぶれなくて負けた例だってあるわけで…例えば中日ー巨人の10.8決戦でしたっけ、あれは中日の高木監督はいつも通りの選手起用、長嶋監督は1戦スペシャルの起用で結果は巨人が勝ったということで今でも折に触れてあの時の采配の話が出てきますしね。

結果論というのが言い過ぎとすれば、要は良いか悪いかは、その状況に合わせて取った選択が良かった悪かったか、ということであるんだろうということではないかなと思うわけです。

すごく前置きが長くなってしまいましたが、そこで長所と短所についてです。私などはネガティブ思考が強いものですから長所より短所の方をすぐに思ってしまいます。自分の場合で言うとせっかち、気が短いというのが端緒かなと思ったりします。

でも、こういう気質がいつの時でも短所なのか、というとそうとは限らないなと思うわけです。せっかちな人というのは大体時間厳守する傾向にあったりします。なので時間に固いとなると少なくとも約束の時間は守る、遅刻しないというようなところからは人に信頼されるポイントになる可能性があります。こういう場合には短所とは言えないでしょう。

こうしてみると長所とか短所というのはある側面でしか見ていない・・・さっきのぶれない采配、と同じでその時の局面でいいとか悪いとか言っているに過ぎなくて、本当は単なる特性でしかないと言えるんじゃないかと思うわけです。長所とか短所とは自分もしくは他人がそのようにラベリングしているだけのことではないか、ということなんですね。

もちろん、その場面場面でなにがしかのネガティブな状況を作ることは十分に考えられますので、それをどうやってうまく処理するか、ということは考えた方がいいのかもしれないですけどね。

ということで、日本シリーズからぐるぐると思考してあまりまとまっていなかったところもあるでしょうし、皆さんのご賛同も得にくい話だったかもしれないですが、ふと思いましたので…今日もご一読ありがとうございました。

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