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願わくば8割くらいの人から好かれたい

先日、SNSの中でなるほどな、と思った記事を見つけた。

”世の中の2割の人はあなたが何をしてもあなたのことを好きにならない
6割の人はあなたの行動次第であなたを好きになるかどうか変わる
残りの2割の人はあなたが何もしなくてもあなたを好きになってくれる”

何をしても私のことを嫌いだと言う人のことはさほど気にならないけれど、
自分の行動次第で関係性の良さが変わる人が6割もいるなら、
どうやってその人たちとうまく付き合っていくかが自分の人生を楽しくするために大切なことなんだろうか、と思った。


私が今まで出会ってきた人たちは家族を除いて
ほとんどの人が6割に入る人たちだったんじゃないかなと思う。
この6割の人たちと仲良くなるために、自分なりの秘訣が1つある。

私は人に何かを伝えたい時に、
伝える順番に気を付けるようにしている。

例えば、仕事柄、新人教育などを任せてもらう機会がありがたいことにたくさんある。
個別面談などで仕事のフィードバックを求められたとき、
私は必ずその人の良かったことから伝えるようにしている。

人間誰しもプライドというものがある。
私のようにプライドの塊みたいな人間は
ダメ出しから入ると自分のための言葉さえ耳に入りにくくなる。
我ながらなんて子供なんだと思うけれども…。

誰だって自分の努力を認めてくれている人の言葉は
すっと入ってくると思っているので、
「ここめっちゃよかったよ!こっちはもう少しこうしたらもっと良くなるんじゃない?」という言い方をすると、素直に実行してくれたりする。
同じことを伝えるにしても、順番を変えるだけで
印象や関係性って随分良くなる。

言い方1つで人間の行動って変わるなぁと最近実感している。
世渡り上手と言えば聞こえが悪いけれど、
やっぱりどうせなら自分のことを好きだと言ってくれる人は
多いに越したことはないと個人的には思う。


こんな感じで、6割の人たちと付き合っていくために
私は日々頭を回転させながら生活をしている。
それが楽しいと思うことが大半だけれど、
たまーにどっと疲れることがある。
自分でも感情の起伏に驚くくらい人との関係を遮断したくなる。

そんなときにそっと遠すぎず近すぎずの距離で見守ってくれる人たちがきっと2割の人たちなんだろうなと思う。
私はその2割の人たちを大切にできているんだろうか。
できていない…気がするな。

誰かが手を差し伸べてくれること、
何かをやってもらえること、
自分の弱いところを見せてもそばにいてくれること

当たり前だと思っちゃいけないな、と思う。
毎日一緒にいたり、付き合いが長くなってきたりすると
そんなことが当たり前だと思ってしまう自分が怖い。

大切な人を後回しにしないように。
日々感謝の気持ちはちゃんと伝えることを忘れないように。

そして私も大切な人から何があっても離れない
2割側の人間でい続けたいと思う。

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