辻川巧

辻川巧/Takumi Tsujikawa 東京で建築の設計をやっています。辻川樹と建築ユニットTASで共同設計して活動しています。 ふと思ったことや考えたことなど少しづつ文章化していこうと思ってます。 ●TAS https://tas-tsujikawa.studio.site/

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公共性の思考〜くまもとアートポリスプロジェクト 立田山憩の森・お祭り広場公衆トイレ〜

『くまもとアートポリスプロジェクト 立田山憩の森・お祭り広場公衆トイレ』のコンペに参加して考えたことをまとめます。 多くの提案書の中から二次審査には残れませんでしたが34選に選出されました。 公園で起こる様々な行為や豊かな自然と共に生きるトイレ。 公衆トイレとしての機能だけでなく立田山の拠り所となるおおらかな「森のような建築」の提案した。 地域住民が守り抜いた立田山は様々な自然を楽しめる「森林ミュージアム」としての役割がある。本提案も「森林ミュージアム」の一部として多くの

    • 寄り添う美容室 ー "閉じる" ことで生まれる新たな居場所〜 ANN Hair Salon Project〜

      "様々な髪の悩みを解決し、訪れた人を幸せにしたい“ そんな想いをもつオーナーから美容室の設計を依頼された。 縮毛矯正を得意とする彼女の元には、日々、様々な髪の悩みを抱えた人が訪れ、更にはその技術を教わりたいという同業者もやってくる。  街で愛されていた美容室を引き継ぎつつ、オーナーが変わり新たな特色を持った美容室をつくる上で、” どのように髪にコンプレックスをもつ人でも訪れやすい場所をつくるか ” というのがテーマであった。 既存店舗の持つ大きな開口部を活かしながら、

      • オフィスの間仕切りを再考する〜M office project〜

        同い年の社長からオフィスを新しくするから間仕切りをお願いと依頼された。様々な事業を行なっている会社で各々の社員が抱える書類等が膨大な量あるという。そこで一般的なオフィス家具を使用し暗く狭いオフィスになることを避けるよう計画を始めた。 業務形態として必要とされるスペースは〈執務室〉〈社長室〉〈応接室〉を分ける必要がある。それぞれを隔てる境界面は場所として区切るだけでなくそこに働く若い社員たちや書類こそこの会社の風景となるのではないかと考えデザインしていこうと考えた。 そこで

        • 戸建住宅で考えたこと〜板倉ニュータウン コンペティション〜

          「ITAKURA LIFE 住宅プラン」というコンペにて得票数第1位ということで優秀賞を受賞することができました! このコンペで考えたことをまとめます。 群馬県の南東部に位置する板倉ニュータウンという大規模開発・分譲している地域に戸建住宅のコンペが行われた。 緑のデザイン賞を受賞しているだけあり、とても魅力的な街である。 戸建住宅でお施主様が決まっていないという条件の中で考えたことをまとめます。 最後の方に提案書、動画載せてるので是非見てみてください! コンペの要件

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          さまざまな暮らしを許容することとは〜O Renovation Project〜

          さまざまな暮らしや使い方を許容する建物とはどう言ったものか?そういった事をよく考える。 今日、リモートワークが増え、これまで住居としか使用していなかったところに「職」というものが突如入ってきた人たちは少なくないだろう。 ゆとりのある暮らしが確保できるような大きな空間をつくることがいい建築なのか?と疑問に思う。 確かに倉庫のような空間はなんでも許容できるかと思うがそれは設計者が決定を放棄したようにも感じる。用途によって考え方が変わってくるだろうが今回は「居住」という軸を持っ