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フィルターワークの常識が変わる H&Y REVORING Black Mist 1/4 レビュー

takumi shiotani

皆さんこんにちはシオタニです
今回はH&Yさんからご提供いただいたREVORING Black Mist 1/4のレビューをしていきたいと思います。
張り切りすぎて作例が多いです…もし多すぎるーと思ったら気になるところだけ見てもらえたらと思います。

□H&Y REVORING Black Mist 1/4の特徴

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ブラックミストといえば、最近流行のシネマティックな写りを手軽に実現できるため人気のフィルターです。今では多くのメーカーがブラックミストフィルターを作っています。

その中で、H&YはREVORINGという独自の機能が取り入れられています。こちらはざっくり言うと「フィルターサイズを変化させることができ、取り付け取り外しが簡単になる機能」です。
まさに夢のような機能だと言ってもいいのではないでしょうか?

フィルターを、レンズのフィルター枠に合わせて何枚も購入していたらお金が足りません。私は82mmのフィルターを購入し、ステップアップリングを使ってフィルター枠の異なるレンズに使っていました。
しかし、これには問題がありまして…
フィルターとステップアップリングを取り外すのが難しいのです。お互いフィルターなので薄枠で力が入りにくく、撮影中に付け替えるのが億劫でした。

REVORINGではステップアップリングが不要どころか、フィルター枠にねじ込む必要すらありません。まさに一瞬で付け替えることができます。まさにフィルターワークに革命が起きました。


□ソフト効果の検証

気になるのはブラックミスト1/4というとどのぐらいの強さなのかな、だと思います。実際にフィルターの有無でどの程度変わるのかを比べてみました。すでに光源に対しての比較はYoutubeにありましたので、今回は日中の写真でどの程度変わるかを見ていただけたらと思います。

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H&Y REVORING Black Mist 1/4

今回は効果が分かりやすいように硬めの光、反射の強い金属で比較してみました。見事にハイライトにソフト効果が出ていますね。球面収差が残っている、オールドレンズ風のハイライト滲みが発生します。しかし、拡大してみるとしっかりと解像している…。まさに、ちょうどいいソフト効果です。
また、シャドウを見てみると明るくなってるの分かりますか?自然にコントラストを落として、諧調を緩やかにしてくれるおかげで編集が楽になります。
普通のソフトフィルターとは異なり、最も明るい部分にはそれほど影響が出ないので、普段使いしやすいフィルターだと思います。



□作例(ポートレート)

では作例の方をご紹介しましょう。
まずはポートレートの作例から。


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こちらはカリカリが特徴のシグマレンズで撮りました。どうでしょうか?シャープなレンズの描写を損なうことなく、柔らかな雰囲気を演出してくれています。


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光が硬い真夏の晴天下での撮影ですが、ハイライトからシャドウへの階調をなだらかにしてくれています。コントラストも下がるので、編集がとても楽になります。


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コントラストがキツい条件で撮影してもこの通りです。カンカン照りの下で使いたいフィルターですね。


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では日陰や曇りでは魅力のないフィルターかと言われると、それは違います。被写体に嫌味のないソフト効果をもたらしてくれています。このおかげで劇的に肌が滑らかに見えます(ような気がしてます笑)。



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1/4という効果も曇りではちょうどいいですね。光が柔らかい条件下ではソフト効果が弱すぎると効果がわかりづらくなります。ですが1/4はちょうど曇りでも使いやすいくらいの強さだと思います。


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こちらのブラックミストを使う上でオススメしたいのが木漏れ日での撮影です。ソフト効果がかなりハマりますね。もはや撮影が木漏れ日探しの旅になります。


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アンダーな写真にもオススメです。ハイライトとシャドウがはっきりしてるところで使いたくなるフィルターです。


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是非是非面白い影を探してみてください。きっと満足のいく写真が撮れると思います。


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もちろん夜景ポートレートも魅力的ですよ。街の光がモヤっとするのがとてもいいですよね。光源をぼかすとブラックミストの効果が薄くなりますが、雰囲気のある描写になります。



その他、お気に入りの写真たちです
フィルターの効果を確認してみてください

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□作例(スナップ/風景)

スナップ、風景撮りでも使用してきました。こちらもかなり良い雰囲気を出してくれています。


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ハイライト部の滲みが優しい雰囲気を演出してくれます。建築物のスナップは硬い印象になりがちですが、ブラックミストを使うことでどこか懐かしく、優しい印象を付け加えることができます。


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もちろんスナップでも陰影が強い部分には使いたくなりますね。AFが迷うようなこともなく、切り取りたい瞬間を逃すことはありませんでした。


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夏終わりの雰囲気をノスタルジックに切り取るのにはぴったりでした。ソフトフィルターにありがちな、写真が白っぽくなることもないので安心してシャッターを切ることができます。


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一応夜景にも使ってみました。沖縄はどうしても夜景がしょぼくなりがちですね(笑)。それでもブラックミストの効果は分かりやすいかと思います。ソフトフィルターと違って最も明るい部分が大きくなりくく、暗くなりながら広がっています。このおかげで嫌らしい見え方はしないですね。
個人的なお気に入りポイントはライトトレイルのフワフワ感です。




□良いところ・悪いところ

Good
・フィルター1つで様々なレンズに対応できる。(今回使用したものは67-82mmまで対応)
・取り付け、取り外しが一瞬で終わる。
・絶妙な効果の強さ。付けっぱなしにしておいても問題ない。
・ハイライトからシャドウまでの階調がなだらかになる。
・嫌らしくない、透明感のあるフレア効果。
Bad
・フィルター枠がないため、専用のもの以外はフィルターを上に重ねることができない


□まとめ

何度も言いますが、まさにフィルターワークの常識が変わるフィルターです。今までの億劫なフィルター付け替え作業から解放される喜びは計り知れません。
何度ステップアップリングからフィルターが外れなくて嘆いたことか…。フィルターワークを軽やかに行えることで、撮影のテンポも軽くなります。
これは1/2や1/8も楽しみですね…。それぞれ比較してみたいものです。

是非みなさんもこの感動を味わってみてください。


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