太陽光パネルへの私的な想い

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。

家づくりで太陽光発電を考えている方もおられるかと思います。

相談でも、｢太陽光発電はおすすめですか？｣と聞かれることもありますが、

私的には、太陽光パネルは好きではありません。

採用すべきかどうかはノーコメントですが、単に私はあまり好きではないということだけです。

ですので、建築士の独り言と聞き流してくださいませ。

｢私なら｣、省エネや利益性を考えても、自分の家にはつけようとは思いません。

そもそも、利益的にも｢儲かる｣ものでは有り得ませんし、設備のイニシャルコストとランニングコストも、いまいち｢ほんまかいな？｣があるからです。

売電価格がこの先どうなるか分からないのも、もちろんあります。

機能的にも、頭の上を重くするのは耐震的にもよろしくはありませんし、取り付け方によっては雨漏りの原因にもなります。

それよりも、見た目に美しくない。というのが一番なのです。

凄く、ミスマッチな感じが拭えません。

住まいという建築物にも合わないし、自然にもまるで溶けこまない。

よく、山肌を削った巨大なメガソーラーや、田園地帯でもいくつかの区画がパネルで占められであることがあります。

クリーンエネルギーや省エネ推進、ビジネス的に、土地活用としてなど、色んな理由があるとは思いますが、

なんとも見た目に印象が悪い。

それと、この太陽光発電やパネル、法体制が整っていないのが現状であり、きちんと管轄する役所の部署もハッキリしていない。

台風で飛ばされたり、地震で倒れたりして、危険を及ぼす可能性もあるのだが、これらの設備の安全性を確認すべき法律もない。

メガソーラーに関しては、景観を損ねる迷惑施設として、立地を制限する法律もないため、各地で反対運動がおこることもよくあることです。

そういう背景もあり、太陽光発電自体、トラブルを招くものという印象も強く、良い印象がない。

・・・そして、見た目が悪い。

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