今日の脳内を振り返る

何となく、振り返ってみる。これはただの日記であり、メモである。

朝起きてシャワーを浴び、授業に出た。今日の内容はマグマの状態に関してだった。マグマは、様々なものを指標に、タイプが分けられる。その指標というのは、酸素の量、金属原子の量、原子の安定同位体の量比などだ。

このような話は僕は何回も先生から聞いているのだが、日々前提知識が増える中で何度も聞いていると、毎回新鮮だ。僕は最近原子の安定同位体について勉強している。それを踏まえて今回改めて授業を聞くと、いろんなものが結びついてきた。そんな時に「もし昨日論文を読んでいなかったとしたら、今日は新鮮な気分にならなかっただろうな。」などという思いが込み上げてきたりして、ちょっと面白かった。

昼は緑豊かな学内で、優雅に風を浴びていた。そして「質問箱」(SNSの一種)に入っていた僕への質問について考え、「憧れ」や「尊敬」だったり、「好き」について考えたりした。いろんな人のことを考えて、脳がときめいた。

午後はとある企業の方とWebでの面接が控えていたので、どこでPCを広げるかを探るため、学内をウロウロしていた。図書館や謎の空間、そしてインフォメーションセンターにまで聞きに行った。すると、そこには文芸部の方々がいて、自分達の書いた文集の展示をしていた。これはいい発見だった。そこで早速1冊購入を決めた。彼らは、誰が来るとも知らず楽しそうに団らんしていた。僕もその集団に入りたいと思った。今度伺おうと思う。

さて企業の方との面会は、自分や他の参加者に関して深堀をするものだった。そこではそれぞれに同じ質問が投げかけられ、みんな自分について深く語っていく。ここで新鮮なのは、普段聞かないような「私の原理」や「私の理想像」など、それを発信するともに、他人のそれを聞くことが出来たことだ。これがもう、各個人が随分違ったように思う。

その後論文を読み、勉強面で今までの理解には誤解があることに気づき、理解が膨らんだ。もう、平面的理解が立体的理解になったような感じだった。午前の授業と似た感覚だった。

夕方、ふと本屋に行きたくなり、前々から気になっていた書店へ赴いた。ここが素敵なところで、個人の本屋なのだが、シンプルに「家」だった。公共の場所と私的な場所の境目が分からなくなる場だった。逆に、そんな境目ってやつは、いつ出来たのか。

夕方は学校へ戻り、図書館で論文の冊子から情報収集をした。一体誰が読むんだかわからないような論文が、分厚い冊子にまとめられている。本当に、世の中行き届いている。。

そんなこんなで今日が終わりに差し掛かり、今、夕飯を食べている。今日、行動範囲が広かったわけではなかったが、考えることが目まぐるしく変わった。脳がいろんな動き方をしたことに充実を覚えた。しかしながら、これは単に、外からの刺激に対して反応したからであって、もしそれを唾棄したならば何の変哲もない日だったのだろう。日々、刺激は転がっている。それに全力で答えていくだけで、1日が濃いものに感じるようになる。また、あえて刺激を得やすい状況を作ることで、脳の充実活動は促進されるだろう。

ふと思った。これは、忙しくすることこそが充実だとでも言うような物言いだ。いや、でも言いたいことは、脳や感情を動かす材料は周りに溢れてるってことだ。

そして明日は白い山に行く。雪は無いのに白い山がある。茶色ではなく、白い山である。明日も脳と感情を動かしまくってみる。それでは、おやすみなさい。

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