自知 No.2514
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自分は理解されていない、と感じることはつらいことですし、
ましてや嫌われているとなると、
「どうしてわかってもらえないのか」という気持ちにもなります。
でも、苦手な相手と向き合ったおかげで発見できることがあるのです。
そんなとき、僕は自分にこういうのです。
「100年以上つきあっている自分自身のことでさえわからないのだから、
この人が僕のことをわからないのは当然ではないか」
日野原 重明
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「生きていくあなたへ」(幻冬舎文庫)からのご紹介です。
100歳以上生きられた日野原先生の実感からくる言葉が深いです。
この言葉を読むと、数ヶ月、数年、数十年でも理解されないことがあると分かって元気が出てきます。
これに関連するかのように致知2021年4月号 巻頭の言葉には、
『人を知る者は智なり。
自らを知る者は明なり』
という老子の言葉が紹介されていました。
意味は、
『人を知ることは智者に過ぎない。自分自身を知ることを最上の明とすべきである』
ということだそうです。
自分のことさえちゃんと分からないのに、他人を非難している資格はないということでしょうね。
逆にいえば、他人からの非難にいちいちクヨクヨしなくて良いということです。
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