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熱意と誠意 No.2455


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知識も大事、知恵も大事、才能も大事。

しかし、何よりも大事なのは熱意と誠意である。

この二つがあれば、何ごとでも成し遂げられる。


松下 幸之助

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今日は、松下幸之助氏の誕生日です。

上の言葉を式で表すとすれば、

(知識+知恵+才能)×(熱意+誠意)2

という感じでしょうか。

前項が小さくても、後項があれば結果に近づく。

逆に前項が大きくても、後項が小さい、もしくはゼロであれば、物事を成し遂げられない。


この話をする際に幸之助氏は生命保険のセールスを例えに出していました。


『保険の勧誘をする人の中で、いちばん多く契約を取る人といちばん少ない人とでは、

その契約高に百倍からの開きがあるというのです。

同じ保険会社に勤務して、まったく同じ条件の“保険”というものを売っているのに、

なぜそれほどの差が生じるのでしょうか。

私なりの体験から考えてみますと、これはやはり、

その人の仕事に対する心がまえに根本的な原因があるのではないか。

つまり、どれだけ熱心かつ誠実に仕事に取り組んでいるかによるのではないでしょうか。

熱心かつ誠実に仕事に取り組んでいる人は、常に“こうしたらどうだろうか”とか、

“このつぎはこんな方法でお客様に話してみよう”というように工夫を凝らし、

いろいろ効果的な方法を考えます。

また同じことを説明するにも、その話し方に、

礼をわきまえながらも自然と熱がこもり、気魄(きはく)があふれます。


もちろん、その熱意と誠意は、保険というものがお客様のためになるものである、

お客様のためにお勧めしているのだ、という強い信念がなければ出てこないでしょうが、

そのような態度が、お客様の心を打ち、

“同じ保険に入るのなら、この人と契約しよう”

ということになるのではないのでしょうか。


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