運命に光彩を No.2456
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人事を尽くして天命を待とう。
お互いの生き方次第で、
自分に与えられた運命をより生かし、
活用することができるのである。
松下 幸之助
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先日に引き続き幸之助氏の言葉を『人生心得帖』(PHP文庫)よりご紹介します。
この言葉にある「お互いの」とは、「それぞれの人の」と読むとより分かりやすくなるかと思います。
『人生というものは、そのほとんどの部分が
いわゆる運命というものによって決められているのではないか』
しかしながら、その定まった運命の中で、
『運命というものを自分なりに、
あるいは自然のうちに前向きに生かそうとしてきた』
と幸之助氏は振り返っています。
貧乏だったから幼くして丁稚奉公に出されたが、
そのおかげで商人としての躾を受け、世の辛酸を多少なりとも味わうことができた。
体が弱かったおかげで、人に頼ることができた。
学歴がなかったおかげで、常に人に教えを請うことができた。
何度かの九死に一生を得た経験のおかげで、自分の強運を信じることができた。
「〜のせいで」と考えるか、「〜のおかげで」と考えるか。
物事は捉え方次第ですね。
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