【今日の言葉】 処世 No.2932
気長く心穏やかにして、
萬(よろず)に倹約を用いて金銭を備ふべし。
倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり。
この世に客に来たと思えば何の苦もなし。
朝夕の食事うまからずともほめて食ふべし。
元来客の身なれば好嫌は申されまじ。
今日の行を送り、子孫兄弟によく挨拶をして、しゃばの御暇申すがよし。
伊達政宗家訓
今日12/13は昭和の碩学安岡正篤先生のご命日になります。
安岡先生が終戦前後に朝の勉強会の教材として作られた『百朝集』からのご紹介です。
伊達政宗の戦国の世を生き抜く処世術をこのようにまとめ、
そこから読み取れる内面的錬磨に安岡先生も感心されていた様子が伺えます。
わがままが出そうになったら、客人だと思うことですね。
同じことを伝えるにしても言葉遣いが変わっていくことでしょう。
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