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正しさ No.2510


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地球の問題に関心が向いている人というのは、きっと真面目なタイプの人が多いと思います。

でも、そういう真面目なタイプの人というのは、他人にも完璧を求めたり、

自分が正しいと思っていることを他人にも押し付けたりしがちです。

でも、正しさの押し付けで平和はつくれません。

「私の正しさ」の反対側にあるのは「相手の間違い」じゃないんです。

「相手が持つもう一つの正しさ」なのです。

つまり相手も、「自分の考えは正しい」と思っているということです。


谷口 たかひさ(環境活動家)

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日本講演新聞2021年2月15日号からのご紹介です。

正しさとは「どの面からみたら」という前提が付くものであり、絶対の真理ではない。

しかしながら、自分の正しさを絶対だと思い込んでしまう危険性があると反省させられるメッセージでした。


谷口さんの言葉を続けます。


『さらに言うと、「自分は正しい」と思っている人は、大義名分が自分にあるので攻撃的になります。

「悪いのは向こうだ」と互いに思っているからケンカも戦争も起こるのです。

逆に考えれば、平和を実現するために必要なのは、お互いを理解して歩み寄ろうとする気持ちだということです』

そして人を動かすヒントも解説してくれています。

『人は何かを押し付けられると、それがどれだけいいことであっても、100%それを嫌いになるのです。

押し付けられたり正されたりする中で人は動けません。

人は楽しさで動くのです。楽しければ必ず仲間は増えていきます。

本当に実現したいことがあれば、「正しさ」を人に押し付けてはいけないのです。

自分一人でも楽しんで続けていれば、人は集まり、輪はだんだん大きくなります。

ですから、まずは自分が楽しむことが一番大切です』


説得ではなく、楽しく仲間になることが秘訣ですね。


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