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スランプ? 単に行動量が減っただけかもしれませんよ、という話

 そもそもスランプ知らずだった(保険営業時代)の自分が書くのは少々無理あるかも しれませんが、まがりなりにもトレーナーをやっていた事もあるが為、ここら は案外詳しいです。 以下、ぐわっと書いてみます。

 スランプ、これには色々な種類があります。 比較的軽度なスランプもあれば、重度なスランプもあるよ、と。 もしかしたら、スランプは勘違いなのかもしれないよ、と。

「んな事はいわれなくても分かっているよ! どうせ私は重度だよ!」

と思われる方もいるかもしれませんが、ちょっと待って下さい。 重度かどうかを判断するのはあくまでも「客観的視野」にみるべき事です。 はい、あるじゃないですか、症状から色々判断して自分はすんごい重病だと思い込み、非常にブルーになる人。んでもって、医師に診断して貰ったら実は何ともないぜ、と。(ま、その反対も当然ありますけどね笑)

 軽度にしろ、重度にしろ、終わらない冬は存在しません。対処法に関しては後 述しますが、まずは自分がどのパターンのスランプなのか知る事が先決です。

 と、まずは基本から。

■面談数等を数字化してみる

 契約というものは天から降ってくるモノではなく、基本「何かをした結果つい てくる必然的なもの」といえます。 当たり前の話ですが、10人の人に商談した場合と100人の人に商談した場合では、100人に商談した場合のが契約数は多くなる筈、というように。

 なんて事ない、スランプの原因は単に「数字に表れる」事が多かったりします、 実際は。 はい、今まで月 20人に商談した人が10人だけだったとしたら……そりゃ契約数 は単純計算で半分になりますわな。

 では商談に至るまでの過程はどうか? 飛び込みの人の場合は、飛び込み件数、アンケート回収数とか。 紹介営業の人は、新規アプローチ数、既契約面談数とか。

 はい、データをちゃんととっている人ならば「何かが欠けていた」事が判明する筈、大半は。 ならば、欠けていた分を以後補っていけば基本数字は元に戻ります。 余談ですが、過去より多く動けば必然的に数字もあがっていくでしょう。

 じゃ、データをとっていない人はどうか? というと、今からでも遅くないので各種データを記録していく事をオススメします。実際の活動を記録として残しておくと、それだけで好転する事もありますからね。(商売をする上での鉄則です。売上票などとっていない店は恐らくないであろう。それと同じっす)

 最初は面倒に思うかもしれませんが、将来的にこのデータはきっと財産になり ますので、是非とも記録はつけるようにしていきましょう。

 ちなみに自分がとっていたデータは以下の通り。

  • 新規訪問数(うち面談数)

  • アンケート取得数 ・既存客訪問数(うち面談数)

  • 見込み客訪問数

  • 商談数

  • 契約数

 アンケート取得出来た先は 1 件 1 件データを作成。 いつ訪問したか、どんな話に関心あったか(その逆も然り)、どんな人物像なの か etc,,, どんな些細な情報も書き記していっていました。 結果に結びついた場合は、何回目の訪問で結果になったか(まぁこれはその都度いついつに訪問したか、を記入していっていれば自然と出る)、どんな商品を やったか etc…

 自分はスマホやPCを用いずに紙ベースでデータをとっていましたが、PCやスマホ で整理してい った方が今は効率的かもしれないですね。

 慣れないうちは案外手間な作業かもしれませんが、癖付けする事をオススメし ます。 って、上司等がよくいう話になる、、かもしれませんね、これは。

 基本、上司の意見はうざったいと思う方も多いでしょうが、数字をとる事・数 をあたる事、という点においてはなんら間違っている事は言っていないので、 「面倒くせ」と思ってやっていなかった人、それだけは見直した方がいいですぜ。

 以上、まずは「スランプ? 単に行動量が減っただけでは?」という話でした。次回は「数字のブレ」の話。

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