睡眠改善のための充電器見直し(出力別一覧表あり)
「ベッドの充電器がうるさい」
先日妻に言われたひと言です。
ベッド上のスマホ充電器から、いわゆる「コイル鳴き」と呼ばれる音がしていたのです。
「スマホは寝室に置いておくと脳の注意がスマホにいきやすく(SNSやメールなどを想起させるため)、眠りの質を下げるので良くない」
と頭ではわかっているものの、フレキシブルに目覚ましの時間も変更できるので、ベッドの上で目覚まし代わりのスマホを充電しています。
※9時以降は通知オフの設定にはなってますよ!
薄々自分でも気づいていましたが、妻に言われて「睡眠には無音が一番良い」ということを思い出し、充電器の見直しをすることにしました。
わたしのように「就寝中にスマホを充電している」という人は多いと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
スマホを長く使いたいなら、ワイヤレス充電一択
今回見直しのきっかけとなったのはベッド上。
就寝中に充電できれば良いため、急速充電は必要ありません。
なので、昔iPhoneを買ったときについていたちっこいUSB充電器でも良い…という方もいるでしょう。
「古いスマホを使ってる(あるいはiPhone SE)し、多用しないよ」という方は、それでも十分だと思います。
ブラウザを閉じていただくか、面白半分でこれ以降は読み進めてください(笑)。
最近の大型のスマホを使っている人やスマホを多用している人にオススメしているのが、ワイヤレス充電。
それも、MagSafe充電です。
ほとんどの場合、有線の方が圧倒的に有利です。
充電も安定していて、充電スピードも速いからです。
でも、有線にもじつは大きなデメリットがあります。
それは、コネクタ不良。
わたしはなんでもスマホで調べたり勉強したり・・・とにかくスマホを多用します。
すると、必然的に充電頻度が多くなります。
以前使っていたiPhone7では、充電のしすぎでバッテリーより先にコネクタ部分がダメになりました。
新品のケーブルを差しても、充電がうまくできなくなってしまったのです。
よく「バッテリーがだめになると困る」なんて言いますが、若干の手間とお金はかかりますが、iPhoneのデータはそのままに、バッテリーは交換できます。
でも、コネクタ部分がダメになると、総入れ替えしか選択肢はないのです。
バッテリー交換費用とスマホを買い替える・・・どちらが安いかは一目瞭然です。
だから、「いまのスマホを長く使いたい」と思っているのであれば、ワイヤレス充電で充電することがベストなのです。
お風呂でスマホはホントはNG。だけど使っちゃう・・・という人もワイヤレス充電しかない
わたしの家では、子どもをお風呂に入れて湯船のなかにいさせるために、スマホでYouTubeを見せています。
短時間で5分と決めているのですが、本来お風呂でのスマホ利用は良くはありません。
でも、子育てでは仕方ないこともあります。
あるいは、スマホと片時も離れられない人も、お風呂にスマホを持っていくはず。
そこで困るのが、有線充電。
「充電はできません。
コネクタで液体が検出されました。コネクタを乾かすために接続を外してください。」
お風呂などで使ったあと、寝る前に充電器に差しておいたのに、朝になってまったく充電されてなかった!なんて経験、ありませんか?
よく見ると上のような警告表示が出ているんです。
寝る直前に「乾かして」と言われても、すぐに寝たいし、どうしていいかわからない。
ティッシュで何度吹いても充電できない。
これはどうしようもできない状況です。
ワイヤレス充電なら、コネクタに水分があっても、当然問題なし。
だから、お風呂でスマホを使うわたしは、ワイヤレス充電を推奨しています。
就寝時の充電はMagSafe充電がベスト
ただし、ワイヤレス充電にも当然デメリットがあります。
有線より充電速度が遅いこともあるのですが、それより大きなデメリットは・・・
「置いた場所がずれていると充電されていなかったり、スマホが高熱になってしまうこと」。
このデメリットを解決してくれたのが、iPhoneのMagSafeです。
磁石で自動的にスマホをベストポジションに固定してくれるので、ズレる心配はありません。
Androidの方には申し訳ないのですが、こういったユーザーニーズをサービスに転換できる点で、さすがAppleといったところです。
もちろん充電速度が遅い点は変わりませんが、今回の"就寝中の充電"という点では、MagSafeがベストです。
MagSafeの条件
ここまでMagSafeを推してきましたが、じつはMagSafeにもデメリットがあります。
というか、条件があります。
それが、充電器側(コンセントに差すUSB充電器)がPD対応で、12W~20Wの出力があること。
PDとはUSB Power Deliveryのことで、ざっくり言うとスマホのバッテリー残量に合わせた急速充電をしてくれる規格のこと。
バッテリーがほとんどないときは高出力で一気に電気を供給し、80%を超えてくるとゆっくり充電していく・・・というかんじです。
バッテリーにも優しそうですよね。
PD対応の充電器は最近のコネクタ規格であるUSB Type-Cを基本としています。
そこで「USB Type-Cの充電器を」と思って安くPD対応の充電器を買ったのがダメでした。
冒頭にあるように、「コイル鳴きでうるさい」という問題が発生してしまったのです。
どうやって充電するか?と何を充電するか?で決まる充電器
ここまでの話を整理すると、、、
①iPhoneの最近のモデルを使っていて(iPhone SE除く)、
②スマホを多用していて、
③お風呂でもスマホを使っていて、
④就寝中に充電したくて、
⑤いまのスマホを長く使いたい
のいずれかに該当するなら、MagSafe充電。
そして、PD対応のUSB Type-C充電器(12~20W出力)が必要、ということです。
就寝中にMagSageで充電するならコレ
ということで、ようやく本題です(笑)。
寝室MagSafe充電に使うなら、コイル鳴きがなく発熱も少なく…小さくて安いもの。
結論はコレです。
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プラグは折り畳みできませんが、コンパクトな2.8×2.8×4cmで31.75gと超軽量。
ビックリする小ささと軽さです!
昔iPhoneについていた充電器(1Aのやつ)より気持ち小さい気がします(わたしの感覚で言ってます。同じとか、大きかったりしたらすみません笑)。
Amazon価格で1,780円(2022.12.22時点)と比較的安価なのも良いところです。
20Wあるので、iPhone 13miniまでのサイズなら、有線での急速充電も最大出力で使えます。
じつはこれでもコイル鳴きはあるのですが…よーく耳をすまなはないと聞こえないレベルで音はかなり小さいので、寝室はこれに決めました。
旅行でも使いたい、iPadでも使いたいならコレ
とは言っても、「わたしはiPadも使ってるからiPadの充電でも使いたいんだよね」とか、「Macbook Airでも使えたらなぁ」、「最新のiPhoneだから20Wだと足りないんだよね」なんて人。
iPadや最新のiPhone、省エネタイプのMacbook AirやWindows PCのSurface Goなどは、実は30Wの出力があれば急速充電できます。
そこで持ち運びにも便利でちょっとしたタブレットやPCにも使える省スペースかつ軽量でオススメなのは、コレです。
こちらはプラグも折り畳みできてたった40gの超軽量。価格は3,490円(2022.12.22時点)。
当然サイズも2.85×2.85×3.55cmと十分コンパクトで、かなりオススメです。
色も4種類あって迷いますが、いまなら白と黒はAmazonクーポンがあるので、このどちらかが良さそうです(2022.12.22時点)。
ついでに「もう少し出力がほしい」という人にはこちら。
こちらは3.5×3.8×4.1cmの68gと少し大きくなりましたが、価格は500円だけUPの3,990円(2022.12.22時点)。
45Wは高性能PCには使えずスマホなどには過剰・・・と微妙な出力なのであまりオススメはしませんが、余裕をもった出力が欲しい人にはこちらが良いかと思います。
ちなみに、わたしは上の30Wがまだなかったときにこの45Wを買いました(笑)。
高出力が必要なMacbook ProやWindowsPCはどうすればいいの?
ここまできて「Windows PCを充電したいんだ!」「Macbook Proは?」と思った方。ごめんなさい。
こういった高出力が必要なPCでは、一般的に65W程度の出力が必要となります。
ただ、65Wともなるとサイズを小さくするといろいろと不具合(高熱になるなど)が出てくるようで、間違いなく「コレ!」というのはありませんでした。
そのなかでもPCとの相性問題があるもののそれなりにオススメできそうなのは国内ブランドCIOのこちら。
こちらは4,818円(2022.12.22時点)で、5.25×4.2×2.9cmの90gとコンパクトサイズで軽量です。
ただし、PCとの相性があるようなので、そこらへんはご注意を。。。
CIOも30Wなどほかのラインアップもあるのですが、いかんせん「熱くなる」というレビューが見受けられるので除きました。
それから、高性能PCに使いたい場合は、100Wなど大きめの充電器で、かつ発熱は必須なので許容しなければいけなさそうです。
サイズも大きく12,990円(2022.12.22時点)もしますが、これぐらい余裕を持った方が良いのかもしれません。
出力別充電器一覧表
文で読むよりは表で見る方がわかりやすいかと思いますので、表にしたものを載せておきます。
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