育休取得して1ヶ月が経ちました

5月に第二子が生まれ、3ヶ月の育休を取得しており、取得から1ヶ月が経過しました。

当初はバタバタでしたがリズムもできてきたところなので、一度状況をアウトプットしてみることにしました。

息子と仲良くなることができた

3歳をすぎて幼稚園に通い始めた息子は、毎日話せる言葉もできることも増えていましたが、しっかりと向き合ったことがなく信頼関係を築けているかというと怪しいかも、という自覚がありました。

育休期間中はそんな息子と過ごすことが増えるので、ここでしっかり向き合おうと考えていました。が、最初はイライラしていることが多かったです…

  • 息子が好きな野球をやる!と言ってやりだすも、打てないとキレ出す

  • 幼稚園の送り迎えで息子と話すことがあまりない

  • 忙しい朝の中、時間通りに動かず、その後の予定に影響が出る

などなど… 

こういう状況の中、奥さんの助言もあって、自分の対応を変えてみました。

  • 野球を楽しむことを第一に、正しいかどうかは捨てる

    • 正しく打てるようにフォームの指摘や、打った後にバットを投げない、などをずっと注意していましたが、これでは息子が楽しくないし最悪嫌いになってしまうかもしれない。これは本意ではなかった

    • YouTubeにヒントを得て野球の指導方法を「ひたすらに褒める」「気持ちよく打てるを追求」「ひたすらに褒める(二回目)」に変更

  • 幼稚園のお友だちの名前を覚える

    • 「今日何やった?」では話が広がらない。「○○ちゃんと今日何した?」や「△△ちゃん、髪切ったね」など、曖昧さをできる限りなくし、息子が話しやすい具体的な問いに変える

    • 息子が知っている言葉や知っている人を会話に混ぜると興味を持ちやすい。つまり、幼稚園のお友だちの名前と特徴を頭に入れておく

  • 機敏に動けないのは理由があると察する

    • 時間通りに動けないときは、大体理由がある。「眠い」「その前にやりたいことができなかった」「疲れている」。

    • 息子が動けない理由を察することができれば、優しくなれる。抱きしめたり、応援したり、褒めたり。

こういう改善を行うことで、少しずつ息子との関係も改善してきた気がしています。とはいえ一人でたどり着けた解かというとそうではなく、奥さんの助言が効いてると感じます。

僕は「不機嫌」によって子をマネジメントするような父親になりたくありませんでした。が、実際にはそうなっていたことにこの1ヶ月で気づきました。僕がイライラしたときには、息子が機嫌を伺うように僕の顔をチラチラ見ている、と気づいたのもこのときです。

息子も3歳になり、すっかり人間らしくなりました。
忙しさにかまけて忘れてしまわないよう、息子の視点で考えるようになりたいです。

料理をする一歩目が踏み出せた

僕は全く料理をしてこなかった人生で、できればやりたくないと考えていました。たまたま奥さんが料理の先生をしていたこともあり、家庭では料理はずっと奥さん担当でした。

しかし育児の最中はそうも言ってられません。奥さんは新生児の世話で手一杯なので、僕が3食+息子の弁当も用意しなくてはいけません。これがなかなかに大変でした。

  • 野菜や肉、魚などの食材の賞味期限は想定より短く、すぐに下ごしらえや調理をしなくてはいけない。支援物資として実家から大量に野菜が送られてくることがありがたいはずなのに、その後の調理の手間を考えると暗い気持ちに…

  • レシピ通りに作っているのに大体工程をミスっている。ポテトサラダの人参がまだ固かったり、麻婆茄子の茄子に火が通ってなかったり。

  • 息子が給食を食べず、お弁当が大好き。このため、お弁当をがんばって作らなくてはいけない。毎朝のおねしょとのコンボで朝が殺人的な忙しさになる。

正直これらの問題は解決していないことも多いのですが、同じレシピも回を重ねると少しずつ上達が見えてきて楽しさを感じている部分もあります。

また、1日の大半を台所に立っているので、ここ数年で最も痩せた、というのも副次的な効果も出てきています。笑

料理はこれからもできるようになりたいので、根を詰めすぎず、たまには冷凍食品を使うなど、ゆるくも着実にやっていければと思います。

個人事業主として開業した

友人の会社で細々と副業をしているので、開業届を出してきました。昨年は開業届を出してなかったのですが、会計士の友人にそれを話すと、色々損していることを叱られ笑、今年は開業することにしました。

個人事業主は屋号を付けても付けなくても良いのですが、考えて付けることにしました。この屋号を考えるプロセスが会社員生活の中ではあまりしなかったプロセスで、「制約条件がゼロで、強いて言うなら自分が納得するもの」だったので、なかなか面白かったです。ちょっとした自分の会社名のような自営感が出てきて、これからが楽しみな気持ちです。

副業では、一般的に自分が既に持っている能力を他社に提供して成立するケースが多いと言われますが、今はありがたいことに自分ができないことに取り組む機会をもらっています。

最近の興味範囲は経営です。特に管理会計が面白く、分厚い本を図書館で借りてきて読んでるのですが、業務に活きる内容が多く勉強になります。副業では経営にダイレクトに関わる機会をもらっているので、理論を実践する場として活用したいと思います。

ということで、目まぐるしい日々の中でも少しずつ楽しみを見出しています。また2ヶ月目の経過も記録したいと思います。



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