TDSの伝説的アトラクション「ストームライダー」を振り返る
皆さんは東京ディズニーシーに行ったことはありますか?
東京ディズニーシーは千葉県浦安市に位置するディズニーのテーマパークで,隣接する東京ディズニーランドも合わせると,日本一入場者数が多いテーマパークと言えます。
私はディズニーパークが大好きで,年に必ず一回はランドかシーには行きます。現在は本場フロリダのディズニーパークに行くためバイトをせっせと頑張っています! そんな私が愛してやまない東京ディズニーシーのアトラクションが「ストームライダー」です!!
ストームライダーは,こんな感じのバックストーリーのアトラクションです。Wikipediaより
接近中の巨大なストームを消し去るため、気象コントロールセンター(The Center for Weather Control 略称:CWC)は対ストーム用の航空機、ストームライダー1号機・2号機を投入。開発したストームディフューザーを使ったストームを消滅させるミッションへ向かう。安全性の高い、簡単なミッションだと思われたが、落雷を受け1号機が離脱。ミッションは中止の連絡が入るが、2号機のパイロットであるキャプテン・デイビスは独断でミッションの続行を決意。見事にストームを消滅させたのもつかの間、暴風雨に見舞われ、終盤には爆破の影響でエンジンが完全にかからなくなり垂直落下、海へと墜落するも無事生還する。
ストームライダーは、ディズニーパークでは珍しく、元となった映画がないアトラクションです。つまりこのストーリーは、世界のディズニーパークの中でも、ここでしか味わえないオリジナルなのです。
ストームライダーの魅力はストーリーだけではありません。アトラクションとしての面白さがあります。ギミック的には、映画館のような画面の映像に合わせてライドが動いたり霧などの特殊効果を用いることにより、あたかもストームライダーに搭乗し、実際に飛行しているように感じさせるものです。
同様の仕掛けを使ったアトラクションは、東京ディズニーランドのスターツアーズが挙げられますが、ストームライダーは、スターツアーズと比較してライド自体の動きが激しく、スリリングなアトラクションになっているのも点が勝っていると言えます。ストーム・ディフューザーが突き刺さるあの展開も,乗るたびにハラハラさせてくれます。また,展開に合わせて横の小窓から見える景色が変化するなど細かいディテールに凝っている点から,リアリティが高いという点でも評価が高いアトラクションと言えます。まさに神は細部に宿る。
「ニモ&フレンズシーライダー」へ改装中の「ストームライダー」(2016.12.27撮影)
しかし、このストームライダー。2016年5月26日にクローズし、現在はファインディング・ニモのアトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」に変わってしまっています……。
シーライダーにも良さがありますが(チヂミニウムとかシャレが効いてて良いですよね)、やっぱりキッズ向けというか、迫力は「ストームライダー」に大きく劣ってしまいます。シーに行ったら必ず乗ってたアトラクションなので、いつか復活してくれないかな……と思ってます。
〈まとめ〉
ウォルト・ディズニーは「パークは永遠に完成しない」という言葉を残しています。こういったアトラクションのリニューアルやクローズ、オープンを繰り返し,常に進化し続けるからこそ、パークは今も老若男女に愛されているのでしょうね…。次は「"何"ライダー」になるんだろう。
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