見出し画像

フリーランスとしてヨーロッパで働いてみてわかった2つの働きやすさ

皆さんこんにちは。
フリーランスの映像制作者として活動し始めてから感じたことを書いてみたいと思います。
あくまで個人的な印象というところなので、 参考の一つとして読んでもらえたらと思います。

まず結論としては、すごく働きやすいです。


一般的に日本と比べるとドイツは労働時間が短いと言われていますが、私はフリーランスとして活動しており、会社にも所属していないため、そういった恩恵は今のところ特に感じていません。
現時点で私のクライアントはドイツを含めてEU圏内やアメリカからのクライアントが100%で、日本のクライアントはいません。

では何が働きやすいのかというと、

ひとつは働く場合の立場が非常にフラットだというところです。

日常的な例で置き換えるとレストランに入ったりスーパーマーケットに入ったりしても、日本と比べると接客のサービスという面では非常に劣る面があります。 もちろん全てではないですが、簡単に言えば愛想がないというところでしょうか。
めんどくさそうに接客をされることも日常的にあります。

もし日本でそういった態度でサービスを提供しているとクレームになったりと大きな問題になりかねないと思いますが、 こちらの人たちはそれを受け入れてるように感じています。 もしくはそもそも期待していないっていうところもあるかもしれません笑

そしてボクの場合ですが、映像制作者としてクライアントと打ち合わせする際も立場が非常にフラットだなと感じています。
サービスを与える側と受ける側の立場が一緒で、日本のように上下という関係があまりないように感じます。
言い方を変えればサービスを与える側も相手を選べる権利を持っているように感じます。

どちらが良いという話ではありませんが、僕はこっちの方が人間味があって好きだなと感じています。逆にレストランで接客が悪い場合に気になるような方はこちらでの働き方は向いていないかもしれません。

続いて、もう一つ働いていて楽だなと感じることが ビジネス上のスピード感が早いところです。

これはどういうことかと言うと、例えば何かプロジェクトを始めるという話になった時に具体的に日程まで決めてしまうというパターンが多い気がします。日本のように社交辞令で次の話をしたりというわけではなく、双方にとって良い話であればどんどん次に進めていくという印象を受けます。
ボクの場合だと友人が開いたパーティーで初対面で知り合った人から「来月イベントを開催しようと思っててそれを撮ってくれない?日程は〇日。詳細については連絡先交換して後で詰めよう」という感じで その場でスピーディーに話が進んでいきます。

これは僕なりの推測でありますが、おそらく個人が持っている 決裁権の強さに関係していると思います。 あるポジションの人が担う責任が広く その場で決めてしまえる環境が整っています。 逆に特に日本の大企業の場合だと レイヤーがすごく複雑になっていて、判断を下す人に届くまでに時間がかかってしまうというところがあると思います。責任をある程度 分散している分、 小回りが効きにくくなっているように感じます。

以上です。 
短い内容ではありましたが 現在ドイツで働いていて感じる働き方について書いてみました。 

あくまで個人的な所感というところなので、もしいつか欧州で働いてみたいという方がいらっしゃったら参考になれば幸いです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?