『神血の救世主』がLINEマンガの「すべて」総合1位を獲得するまでの322日の軌跡
はじめましての人もそうでない人もこんにちは！
漫画大好きっ子39歳。ナンバーナインの小林です。
少し前の話になりますが、LINEマンガ＆ebookjapanにて先行配信している『神血の救世主〜0.00000001%を引き当て最強へ〜』がついに悲願だったLINEマンガの「すべて」カテゴリーの総合1位を獲得しました！！！！
「新着」や「ファンタジー・SF」カテゴリーの1位ではなく「すべて」カテゴリーの総合1位です。「男性」でも「女性」でもなく「総合」1位です。
つまり2023年8月2日時点（厳密には8/2〜3までの24時間以上の期間）でLINEマンガのすべての作品の中で一番になりました。
これはWEBTOONだけではなく、商業誌で連載されている横読み漫画も含めたすべての作品の中で一番です。
『神血の救世主〜0.00000001%を引き当て最強へ〜』の連載開始から322 日目の出来事でした。Studio No.9として本当に0からWEBTOONの制作を開始してから1年7ヶ月での快挙です。
今回のnoteでは『神血の救世主』がLINEマンガの「すべて」総合1位を獲得するまでの322日の軌跡をご紹介したいと思います。
1、Studio No.9の設立
2022年1月13日にStudio No.9の設立を発表しました。その際に公開した作家さんへお支払いする原稿料と印税は今でもWEBTOON業界のひとつの基準になっています。
このnote経由で400名以上の作家さんからご連絡をいただきました！まだ公開されていない作品も多いのですが、この時に知り合った作家さんと今でも一緒に作品作りをしています。
2、『神血の救世主』の公開
『神血の救世主〜0.00000001%を引き当て最強へ〜』は2022年9月14日にLINEマンガ＆ebookjapanにて先行配信を開始しました。
お陰様で公開初日に「新着」「ファンタジー・SF」カテゴリーで総合1位を獲得することができました！
当初の目標だった初週30万viewsに関しても、初日で17万viewsを獲得し、最終的には1週間で53万viewsを達成することができました。
非常に幸先の良いスタートを切った『神血の救世主』ですが、「すべて」カテゴリーの最高順位は男性3位、総合6位と残念ながら1位を獲得することができませんでした。。。
3、公開100日目にて念願の男性総合1位を獲得！
一般的に公開初日が一番作品が読まれるのですが、連載開始から数えて記念すべき100日目に男性総合1位を獲得することができました！
デイリーの売上的にも公開初日、2日目に次ぐ3番目に良い結果となり、ちゃんと読者が増えていることを実感したメモリアルな日になりました。
しかし！
「すべて」カテゴリーの男性1位を獲得できましたが、総合1位の獲得はまたしてもならず・・・（泣）
4、1,000万views突破！
2023年4月29日（公開から228日目）に1,000万viewsを突破しました！
連載開始当初からひとつの目標としていた1,000万viewsを突破した記念に作画担当である疾狼さんに描き下ろしイラストを制作して頂きました。
こちらのイラストは今でも社内メンバーのPC待ち受け画像などに使われており、『神血の救世主』が社内でも愛されている作品だと感じております。
5、第二部 「8つの災い編」スタート
2023年4月19日に公開された47話にて第一部「黒の一派編」が完結し、2023年5月3日から物語は激動の第二部「8つの災い編」に突入。
元々『神血の救世主』は僕が原作者である江藤俊司さんに声がけして企画を立ち上げました。
「日本のマンガのほうが優れている」では絶対に失敗する。『神血の救世主』原作の江藤俊司がWEBTOON挑戦で気をつけたこと
最初の4話を作るまで江藤さんと10回以上ネームを修正したのは良い思い出です。
余談ですが、主人公の名前である「有明透晴」は一番最初のネームからの名残です。最初の設定では主人公は「透明人間」と呼ばれる影の薄いコンビニ店員でした。
『神血の救世主』の連載立ち上げは僕が行いましたが、5話の途中から現在の担当編集である遠藤くんに引き継ぎ今に至ります。
正直、担当編集が遠藤くんになってからの方が『神血の救世主』は面白いので、ちょっと悔しいのですが遠藤くんには感謝です。
特に第二部である「8つの災い編」の面白さは異常。
手前味噌ですが日本一面白いWEBTOONといっても過言ではないと考えています。マジで今が一番面白い！早く続きを読ませてくれ！！
6、国産WEBTOONの最高峰へ
第二部である「8つの災い編」に突入してから分かりやすく新規ユーザーが増えていきました。
ナンバーナインとしても作品の盛り上がりを肌で感じていたため、2023年7月頃からプロモーションや販促などにより一層力をいれました。
話題となったエスカレーター広告などもこの時期に展開しています。
そして！
連載開始から322日目！！
マーケティングチームの尽力もあり、国産WEBTOONの最高峰と呼べるLINEマンガの「すべて」総合1位を獲得しました！！！
これは原作担当の江藤さん、線画担当の疾狼さん、背景担当の3rd Ieさん、着色担当のNさん＆社内クリエイターチーム、担当編集の遠藤くん、マーケティングチーム、編集チームなどなどすべてのStudio No.9メンバーが力を合わせて勝ち取ったチームの勝利です。
7、2,000万views突破！
「すべて」カテゴリー総合1位からは破竹の勢いが続いています。
2023年7月31日時点では1,500万程度のviews数だったにも関わらず、2023年8月16日には2,000万viewsを突破します。
たった16日で約500万viewsも読者が増えたのです・・・！
1,000万views突破まで228日かかったことを考えると、これは快挙と呼べるのではないでしょうか？
この頃からX（Twitter）などでの口コミや感想が分かりやすく増えました。
8、3,000万viewsのその先へ！
2,000万viewsを突破してからは名実共にLINEマンガを代表するWEBTOON作品になったかと思います。
更新日は勿論のことながら、更新日でない通常の日もずっとランキング上位に入る様になりました。普通にすごい！
そして2023年10月26日には3,000万viewsを突破。
2023年11月1日からは渋谷スクランブル交差点の109フォーラムビジョンで『神血の救世主』のPVも放送されることになりました！
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— スタジオナンバーナイン【公式】 (@Studio_No_9) November 1, 2023
#神血の救世主 渋谷でPV放映中
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『神血の救世主』のPVがなんと
渋谷スクランブル交差点の109フォーラムビジョンで放映中です🎉✨
近くにお越しの際はぜひ見つけてみてください😊
掲載期間：2023年11月1日～2023年11月30日… pic.twitter.com/GCUvZD75ZF
日本を代表する街頭ビジョンである渋谷スクランブル交差点で自社の作品が映し出されるとか感慨深いです・・・！
『神血の救世主〜0.00000001%を引き当て最強へ〜』はStudio No.9初のオリジナルWEBTOONであり、ナンバーナインを代表する作品になりました。
これからはグローバル展開や公式グッズの制作、アニメ化やゲーム化などIP（知的財産）戦略を強化していき、日本だけではなく世界を代表するWEBTOONに成長させていきたいと考えています。
国産WEBTOONが世界に挑戦していく姿をぜひ応援して頂けると幸いです。
ナンバーナインでは一緒に世界を目指してくれるメンバーを募集しています！
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