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【なんでも聞いてしまう病】


あなた、もしくはあなたの周りに、質問の多い方はいませんか?

わからないことは聞いたら良いと思います。

しかし、なにかが起きたときに咄嗟に質問してしまう癖のある方はいないでしょうか。

聞いたものの、実は自分でもわかる内容だった。
それなのに聞いてしまった。
それが毎日のように続いている。
経験ありませんか?近くにいませんか?

実は、自分に自信のない人が陥りやすい状態です。
なかには「それくらい自分で考えろ」と言われてしまい、自分で判断したら間違いだった。そして、「なぜ聞かなかった?勝手にやった?」と言われてしまったりします。

問題の大小を判断できない状態に陥っています。

これは、一日二日での積み重ねが原因ではありません。

常日頃から気をつけていないといけないことがあります。ほとんどの人は無意識に行っていると思います。

それが何かというと、

何か問題が起きたとき、自分の経験を呼び起こし、その問題に対処できるか考えてみるということです。

短く言うと【考える】という過程です。1秒2秒でも良いです。【考える】という行動を行ったかが大事です。

近くに頼れる人がいつでもいるからと、【考える】過程を飛ばしていると、聞きぐせがついてしまいます。そのうえ、新しくなにかを教えてもらっても、頭に入りにくくなります。自分で問題の大小を判断できなくなります。

そういう人の質問の特徴は、毎回【どうすればいいですか?】がつきます。

極端にシンプルな例を挙げます。

不要な紙と不要なビニール袋があったとします。
あなたの仕事は不要なものを捨てることだとします。

上司から不要な紙は捨てるように指示されました。

あなたは不要な紙とビニール袋を見つけます。

あなたは不要な紙を捨てた後、ビニール袋を見つけます。

ここで、考える人と考えない人の質問に違いがでます。

考える人
「ビニール袋も捨てて大丈夫ですか?」

考えない人
「ビニール袋があったのですが、どうしたらいいですか?」

考える人の質問の場合は、答えをもらったら今後ビニール袋は捨てて良いと判断できます。また、イレギュラーが起こった時に、この場合には質問してみて次に活かそうという思考回路になります。

考えない人の質問の場合は、イレギュラーなことが起きると、その度にイレギュラーの要因について質問を行います。今後、同じケースが起きても再び同じ質問を行います。なにか問題があれば、自分で考える前に答えを乞うという受けの姿勢のままになってしまいます。


この例の、仕事内容と紙とビニールを、自分の周りの例に変えてみてください。

当てはまる人はいませんか?

なぜこんなこといちいち聞くんだろうと思ったことありませんか?

その人の、質問の特徴をよく確認してみてください。

そして、改善していくには一日二日では厳しいです。

当たり前になっている行動を矯正するには、とても時間がかかります。

しかし、原因は至ってシンプルです。

1秒でもいいから聞く前に考えてみる。

そして、周りのサポートを受けながら、少しずつ自分に自信をつけていかなければなりません。

考えるって意外と簡単ですが、簡単なものを省き続けると、歯車が一つずつずれていく。

そんなお話でした。


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