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高齢者と託児-高齢者と子ども

今の、高齢者と子ども
現代の高齢者の置かれている環境は、昔と大きく異なります。子ども夫婦、孫達に囲まれて暮らす大家族は少なくなりました。最近の10年間で、子どもと同居していない高齢者や一人暮らしの高齢者の数は約2倍になったそうです。
子ども夫婦、孫達と別々に暮らし、地域社会とのつながりも薄くなってきたのではないでしょうか。年寄りは年寄り、若者は若者、子どもは子どもと極端に相互の交流が減ってきていることは現実です。
良い面をみると、さまざまな人間関係から自由になってこれました。悪い面でいえば、結果大切な人間関係から切り離されてきたようにもみえます。
 
昔の、高齢者と子ども
現役を引いた高齢者が、子どもとともに過ごすことは、その昔は自然なことでした。あのゴッドファーザーだって、王安石だって、晩年は孫と遊んでいました。
「 風ハ笑語ヲ含ミ 幼キヲ携エテ蓮ノ実ヲ求ム 」と詠っているように、幼子と過ごしている時の高齢者の心には甘く緩やかな時間が流れます。
子どもにとっても、その時ばかりは何をしてても急かされることのない時間が持てます。日常の、お留守番やお風呂や歯磨きの中に自由という楽しさが味わえます。年寄りは待ってくれるからです。

高齢者の仕事

年寄りの誉め言葉は、乱発多く、的を外すことも多いでしょう。しかし中に必ず核心をつく言葉があります。今まで親に言われたことのない「そういった誉め言葉」は、子どもの心に深く残るはずです。それは誰れの記憶にもあり、大きくなっても忘れることがありません。
年寄りの天職は、保育ではないでしょうか?
少子化の解決はここにある気がしているのです。


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