見出し画像

手首に合わせて動く可動式リストレスト CARPIO2.0

場所を取らない可動式リストレスト

キーボードやマウスのパームレスト・リストレストの類は、一応買ってはみるものの、結局使わなくなる派の私。

「そんなものわざわざ置かなくても、無い状態に慣れちゃえばいいじゃん?」と思ってました。

そんな私も、これなら確かにないよりあったほうがいいかもと初めて思えたのが、この可動式リストレスト CARPIO 2.0です。

画像6

リストレストが手首と一体化し身体の一部に

「リストレストが可動式」ってどういうこと?という方は、この動画をご覧ください。

机の上でキーボードとマウスの前に常に鎮座することになる固定式リストレストと違い、全く邪魔にならないというだけでもありがたいのに、その手の高さを保ったままで、

キーボードからマウス、マウスからキーボードへと、右手を持ち上げずに、そのまま手首を机の上でスライドするだけで持っていける

わけです。

画像5

画像6

マウス用とキーボード用でそれぞれのリストレストを置いていたのでは、絶対に実現できない動きです。

30年を超えるパソコン人生で体験したことのない新感覚。初めてスマートフォンで画面をフリック操作した時の感覚を思い出しました。

注意点1:右手用だけでなく、左手用とセットで購入すべし

このCARPIO2.0、海外のガジェットYouTuberの紹介動画でよく見かけるアイテムなのですが、そうした動画を見ていると、マウス側の右手用CARPIOのみを使い、左手のキーボード側には一般的な木製リストレストを使い続けている方が多くいらっしゃいます。

端的にいってこの使用方法は間違いです。もったいなすぎます。

画像8

「キーボードからマウスに手を移し替える際に、手を持ち上げずにそのままスライドできる」というCARPIOの利点が損なわれてしまうからです。

実は私も最初購入する際、これに気づかず右手のマウス用1つだけを発注してしまったのですが、後で気づき、慌てて左手用も追加発注しました。

キーボード左手側にも別途トラックパッド等のポインティングデバイスを置いている方にとっては、効果は3倍増になります。

画像7

注意点2:デスクマットの素材はフェルトにすべし

革やビニールのデスクマット・マウスパッドを利用されている方も多いと思います。その場合、ものによってはCARPIO底面のテフロン素材との摩擦係数が高くなり、思うように滑らない可能性がありますので、注意が必要です。

木・スチールの天板の上で使うのであれば問題ありません。さらにスムースさを追求するなら、フェルト地のデスクマットがおすすめ。ちなみに、CARPIOに対応したデスクマットも販売されており、セット購入で割引も受けられます。

画像7

日本からはしばらくクラウドファンディング経由での購入に限られていましたが、2021年11月より製造元のDELTAHUB社ウェブサイトから直接購入できるようになりました。お値段は左右2個セットで49.94ユーロ、日本円で約6,500円です。

プラス10ユーロのDHL運賃を払うと、スロヴェニアからの航空便で4-5日程度で到着します。都内在住の私の場合で中3日でした。

キーボードやマウスの使い心地や生産性にこだわる方、今お使いのパームレスト・リストレストにしっくり来てない方は、一度体験してみて損はないと思います。

この記事が参加している募集

買ってよかったもの

サポートをご検討くださるなんて、神様のような方ですね…。