挑戦という生き方

目標を持ちましょう。
挑戦しましょう。
努力しましょう。
夢を持ちましょう。

小学校ではよくそんな事を聞かされた。

学習指導要領にそのように育てるように
書いてあるのかどうかは知りませんが
僕が見てきた校長先生の多くがそんな事を言っていた。

もし、僕が学校の先生になったとして
立身出世しようと思ったら
いちばん身近な目標は校長先生だろう。

教頭や学年主任より、学校のトップになりたい。
学校という一国一城の主になりたい。
きっと、そんな風に思うんだろう。

でも、どうやったら校長先生になれるかというと
失敗しないことだという。


公務員は減点主義なのだそう。

減点主義とは
最初の持ち点がゼロ点で
積み上げ式で100点を目指すやり方ではなく
最初の持ち点が100点でなにか
悪いことをするたびに減点されていくやり方。

結果的に持ち点が減っておらず
一番失敗のない人物が
出世するのが公務員なのだとか。

リスクを避けて公務員という
特殊な世界を登ってきた
校長先生たちが説く立身出世。

どうして、人は校長先生の説く
生き方をしようとしないのか。
どうして、リスクを取って
失敗を乗り越え、夢に挑戦しようとしないのか。

実業家として誰からも守られずに
登りつめてきたリーダーを間近で見て
少し納得した気がする。

そして、挑戦し続ける事が
口でいうほど簡単ではないと
わかっているから
みんなそれをまばゆいと思うんだろう。

さて、人のことよりも自分だ。
自分の持ち点は今何点なんだろうか(笑)

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