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仏教を学んで、一番の贈りものはなんだったか?

加藤拓雅です。

仏教を学んで、1番良いことってなんでしょうか?

瞑想で、心が整う?
お経をお唱えして、心身が丈夫になった?
お寺参りをするようになって、気持ちが変わった?

どれもあると思います。
でも、実はあまり気がつかない大きな仏さまからのおくりものがあるんですよ〜

それは「嘘をつかない」という功徳です。

???と思うかもしれません。

「そりゃ、仏教でも嘘をついてはいけません、と書かれてますけど、それが贈りもの?」

はい、そうなんです。

さて、私は、若い頃、スキルや資格の勉強に結構行きました。
それは、自分が実力を持てば、仕事がうまくいって、自由に生きられるのではないか?と思ったからです。

でも、実際は考え違いでした。
それは、必要なことではありますが、それだけでは自由に生きられないのです。

反対に、こう考えてみてはいかがでしょうか?
もし、自分なら、どんな人に仕事を頼むか?ということです。

当たり前ですが、信用できない人はまず外れます。
約束を守らない、期限を守らない人、これはいくら技術が高くても、心配でお願いできません。

お金に関しても、きっちりしてて、使い込んだり、する人は論外でしょう。

結局、「仕事として」お願いできるのは、信用がおける人なのです。
「信用はお金では買えない」と昔から言います。

それは、嘘をつかない、盗まない、という当たり前のことをやってきた、という事の積み重ねでしかありません。

で、普通、意識して嘘を付く人もあまり居ないですよね?
でも、反対に自分の言葉に注意を払う人も少ないのです。

なんとなく、「正直であろう」と思っていると、なんとなく、自分が何を話しているか?意識するようになるのです。
そして、実はその「なんとなく」の感覚が自分を守ってくれる大きな贈りものです、とお伝えしたいわけです。

あらためて、一日一度でも、自分の言葉を振り返ってみるというのはいかがでしょうか?
何か気づきがあるかもしれません。

それでは、今日も良い一日をお過ごしくださいませ。

南無帰依三宝
南無大師遍照金剛

真言末葉拓雅拝

エア寺勧学院
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