ばかでありたい

年も明けて平成の終焉へまっしぐらな日本人の端くれとして2019年も絶賛空回り中と言わねばならぬのが現状。この渇いた世に何を憶ふ。

とかなんとか格好をつけたところでどうなるものか。今まで通りだらりと生きていくのだ。

そうそう、先日、年祝いがあった。同年代の女性陣の厄払いに合わせて開かれた、同窓会の類である。

恥ずかしながら、成人式も欠席した筆者にとって同窓会的なナニに参加するのはこれが初めてであった。

とても楽しかったし、大いに学んだ。

皆、母や父になっているものもあれば、世界を恨んでいるものも、他者を妬んでいるものもいた。ただ、その誰もが、目の奥に怒りと諦めと希望の輝きを宿していた。

その目に全てを吸い込まれた筆者は、気がつくとぺろんぺろんに酔っ払い、雪道をあっちらほっちら歩きながら帰路につくのであった。

皆強く、皆賢い。

勉強せにゃいかん。

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