廉恥

恥ずかしいという感情への向き合い方は、大きく分けて2つある。

1つは、うわぁー!うおー!私はこんなにダサくない!かっこ悪くない!っしぇーい!あーヤダヤダヤダヤダ!ぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!
的なもの。

もう1つは、恥ずかしいなぁ、さぁ、またがんばろう。
的なもの。

前者を羞恥心(しゅうちしん)、後者を廉恥心(れんちしん)と呼ぶ。

およそ10年ほど前、佐々木中からピエール・ルジャンドル、菊池久一、中島敦を辿って「恥」について考えたことがあり、その時に得た知識である。

以来、廉恥心を大事にして生きている。

何故かといえば、これを破ればいうまでもなく破廉恥な存在となってしまうからだ。

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