まくたくさふのインディアナポリス旅行記 3日目後編
前回はこちら↓
インディカー決勝
さあ!遂にインディGP決勝のお時間です!
※今回の記事はGAORAの放送を見ながら読むのをおすすめします。
やはりスタートは1コーナーを見たいので、金曜日に視察した2コーナー外側へ。
流石に決勝とあり、芝生エリアには人だらけ。
撮影穴のあるエリアもカメラを持った人がいっぱいいます。こんなところは日米で変わらない光景です。
まずはドライバー紹介、グリッド後ろから順に紹介されていきます。この時流れている映像がまたかっこいいんです。センス◎。
好きなドライバーの時には各々声をあげて好きを表します。とても素敵。もちろん私たちもフェルッチやパロウに歓声を上げました。
と、映像を見てたら、なんかドライバー乗ったピックアップが!
レース直前ににドライバーズパレードがあるんですね、知りませんでした。
このパレード、2人1組で乗ってきたんですが、その組み合わせはグリッド順かと思いきやあんまり関係なかったです。なんだったんだろう。
全員パレードが済むと、お祈りの時間。ここからは中継でも見るお馴染みの流れですね。観客側も最後amenって言ってて驚きました。ここは日本人にはない感覚ですね。
お祈りが済んだら、国歌のお時間です。ここ10年くらいで考えると、下手したら日本国歌より聴いてる説のあるアメリカ国歌です。
陸軍の方が歌うオーソドックスな国歌独唱。これ!これが聞きたかった!流石に鳥肌立ちました。
フライオーバーは陸軍ヘリ。珍しいかも?
低い位置飛んでくるのでビビりました。
そして、やってきましたスタートコマンド。ここで雰囲気は最高潮!!否が応でも気持ちが昂ります。
周りも大盛り上がり、この辺のノリは日本とは違いますね。日本でもこれくらい盛り上がってほしい。
2シーター含めたパレードランが始まり、そのままフォーメーションラップへ突入。
やばい!始まってまう!周りも総立ちでスタートを待ちます。
遂にグリーン!!!
ファインダー越しにスタートを見守ると、いきなり変な色のマシンが先頭で飛び込んできた!なんとなんとのデフランチェスコ!後から映像見ましたがスーパースタートでしたね。
目の前を通り過ぎたのでビジョンで見てるとディクソンがスピン!ニューガーデンが乗り上げ!
有力ドライバーが巻き込まれていきなりイエローです。
ちょっと意外だったのは、レース前は酒飲んで騒いでた芝生席の人たちも、レースが始まると真剣に画面見て一喜一憂してること。
金曜日の陽気なアメリカン達もそうですが、やっぱレース好きなんだなぁと嬉しくなりました。
SC中にクラッシュに巻き込まれた車は修理やスプラッシュをして合流。ディクソンって前こういうので勝ってたよなーとうっすら脳裏をよぎります。
リスタートまで見守ったのち、移動を開始。
シケインあたりを見ながらブリッジ方向へ移動します。巨大ビジョンではどんどん順位を落としていくデフランチェスコの姿が。どんまい。
フレーム組みのちょっと怖い橋を渡った先は初めて行くエリア。目星をつけていたターン7〜9あたりのエリアへ向かいます。
バックストレートのブレーキングが間近に見える7の内側では、ローターが真っ赤になるのがよく見えます。かっこいい。
このあたり、撮影窓も多くかなりいい感じエリア。写真撮ってる人も結構います。
特にターン8が気に入ったのでここでしばらく撮影。ビジョンもあるので状況もわかりやすいです。安定のIMSロードコースって展開だなーと思いつつ、ある意味だからこそ撮影的にはずっとレーシングスピードなのでありがたいという面も。
この辺りで暑さにやられてきたので一旦芝生で休憩。誰もいないマウンドで国旗靡かせながら写真撮っているM氏を発見したので、その後ろでホテルから持ってきたパンで栄養補給しつつ作ってもってきたOS-1で水分補給。OS-1は日本の宝ですね。
レースも残り20周程度になったので、ここからターン5のシケイン外側へ移動。この辺りで、トップがレイホールじゃなくディクソンだと認識します。
あれ?ディクソンこれそのまま走りきれるやつ?マジで?と話しつつも、様子を見守ります。
残り数周になると2台を一視界に捉えられるレベルまで接近するも、そこからが縮まらない。
観客もグレアムの追い上げとディクソンの逃げに大盛り上がり!
そしてそのままの順位でチェッカー!まさかまさかの1周目スピンで後退したディクソンが勝利、ある意味最もインディカーらしいレースが見れたなぁと一種の感動を覚えてしまいました。
今日はこれで終わりじゃありません、この次にはxfinityのレースが始まります。
ある意味アメリカ詰め合わせ
とはいえ2時間ほど間が空くので、一旦どうにか休憩したく、昨日も入ったGEICOのテントへ。
テント内の冷気が出ている場所を見つけそこで涼んでいると、同じことを考えていたニキと目が合いニヤリと笑い合います。考えることは皆同じ。
気持ち体を冷やせたところで、スタンド方面へ移動を開始。金曜よりブースが増えていたのでそのあたりも見ながら歩いていると、キャデラックのLMDhのドアがご開帳されているのを発見!!
こんなの日本では見れん!!と大興奮で写真を撮りまくる日本オタク二人組が完成したのでした。
充分堪能したのち、配っていたスポドリをもらいグラスタへ。やっと日陰で一息つくことができました。
本日2度目のお祈りと国歌を堪能し、さあレース開始!xfinityも爆音!耳が死ぬ!スタンドで反響して余計にやばい!
と、突然の大雨襲来!朝もあったサンダーストームが再度発生です。
警報が出たことによりレースは一時中断に。この辺りでM氏はおねんね。
30分くらい待ったでしょうか、警報が解除されジェットドライヤー達の登場です。まさかこいつらまで見ることができるとは……最高です。こんなところでもアメリカを感じます。
空は明るいですが、この時点で19時になっていたのでリスタートだけ見届けて帰ることにしました。
ボタンの掛け違い、不運の連鎖
さて、帰りのUberを呼びつつ、せっかくなので晩飯にUber eatsでステーキを頼むことにしました。
M氏疲れてるし、元気残ってる俺が手配しておこう!と素晴らしい優しさ。
ところが、この辺りから歯車が狂い始めます。
まず、呼んだUberが指定した場所ではなく明らかに道路挟んだ向かいのGSに止まってます。
向こうから着いたよ、とメッセージが届いたので、反対側だよと連絡して来てもらいます。
ちなみに今領収書見たらこの合流にかかった時間も金額発生してました。1$とはいえ解せぬ。
今回のUberはCR-Vに乗るタイの方。
我々が日本人だとわかると、日本車をベタ褒めしまくります。
曰く、アメ車は買って3年くらいはいいけどそっから壊れまくるから修理に金がかかる。クソだ。日本車はずっと壊れないから最高だ。トヨタとホンダマジで最高。という話をずっとしてました。まあ悪い気はしません。
ホテルに到着しましたが、eatsが届くまで時間がありそうなのでBPへ飲み物の買い出しに。
アメリカ版OS-1があるというのをサーキットでちょろっと調べていたので、それを探します。うろ覚えだったのですが、それっぽいのを発見したので、2本購入。
しかし!部屋に戻って飲もうと開けるとなんか甘い匂いが!
え!?と思いつつ飲んでみると、なんだこれ!甘い!不味い!!
おかしいと思って見てみると、なんかストロベリー&キウィて書いてある!!!ミスったっぽい!!!
私はストロベリーが苦手なので、最悪にも程があります。しかも改めて調べてみるとそもそもアメリカ版OS-1でもなかったです大ミスです。
(サーキットで配ってた水がアメリカ版OS-1だったことがあとでわかりました。ちなみにこれも変な味はついてた)
2本も買ってしまったので、一本はお土産ということにしました。
さて、そんなこんなして待っていても、なかなかuberが届きません。M氏がシャワーを済ませて出て来たらすでに料理があるというストラテジーは失敗です。
ホテルに着いてから40分くらい、ようやく近くに来たので玄関まで受け取りに行きます。
後部座席に子供乗せたおばちゃんがはい、と渡してくれました。
ようやく食事にありつける、と思ったのも束の間、部屋に戻ってあけてみるとなんか肉じゃないのが入ってる???
なんだ?頼み間違えた?と思ってレシートを見ると、完全に誤配!!!!!
しかもイタリアンのチーズ系、私はチーズが苦手なのでほとんど食べれません。
とりあえずUberアプリから誤配手続きをすると、写真認証で即時返金はされたのでいいですが、気分は最悪です。
誤配されたイタリアンはM氏に食べてもらい(そんなに美味しくなかったとのこと)、テンションマイナスになった私は日本から持って来たレトルト鯖味噌を食べ、失意のままおねんねしたのでした。
こうして波乱の土曜が終了。旅行もハーフウェイ完了し、日曜日のNASCAR決勝編へ!
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