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ブログを始めるたびに何故か親父にバレる話

まずは結論から話をする。
それがビジネスにおいて基本と言われるケースはよく見受けられる。

確かに長い話を聞いていると「結局この人は何が言いたいの?」と思ってくる。
結論から話をすることで同じゴールを見た上で合意を得ることができる。

果たしてこれが日常でも使えることなのであろうか?
また、ビジネスにおいてマストと言えるのだろうか。

「結論ファースト」について良い点と悪い点を今までのビジネスの経験(営業職5年)から考える。

良い点
・話は早く進む

悪い点
・不利益を被ることがある

あくまでも前提としては自身の営業職としての経験においての良い点と悪い点なので全てのビジネスにおいて当てはまるとは考えないで頂きたい。

まず良い点としては話が早く進むことである。
恐らくニーズの有無の確認ができると、ニーズの一致しない人に対して話をする時間を減らすことができることは勿論、相手が知りたいことをまず最初に伝えることで相手の貴重な時間を守ることができる。


一方で悪い点もある。
不利益を被ると挙げたが、生み出すことのできた利益を生み出せなくなるのが結論ファーストである。

営業職の経験しかないので、多くは語れないが商談の場面においての買い手の結論は「価格」にあると考える。

買い手の心情としては、良いもの≒価値のあるものを予算内もしくは安価で購入したいいうのはごく当たり前のことである。
それを理解した上で営業職が結論ファースト、つまり「価格から話を始める」とどうなるだろう。

勿論、顧客にとっては話が早く良い営業マンとなり得るだろう。
一方で、決まった予算に対しての追加と投資をもらうこともできなければ最初に提示した価格以上の利益を生み出すことができない。

商談をする中で「この価格で買ってください」は最終兵器だと思う。

相手の気持ちに寄り添い、相手が欲しいと思っていなくとも・必要でないと思っていたとしても、そこに必要とさせる価値を提供する。
根拠とトーク力を持って相手の気持ちを高まらせた上で提案を行う。

多くのビジネスマンにとってはごく当たり前の話であるが、経験の浅い営業マン・もしくは良い上司に恵まれなかった営業マンはなぜ結論から商談を始めていはいけないということを理解していない。

詰まるところ、結論から話をすることが全てのビジネスにおいてマストとは考えられず、case by caseで使い分ける必要がある。

ここまで、上記のようなくだらない話を書き上げてきたがこのnoteでは自身が日常で考えたこと・思ったことを不定期で更新してきたいと思う。

そして、タイトルにもあるのだが何故かブログを始めるたびに親父にブログの存在がバレる。

帰省するたび「ブログは最近更新しないのか」などと言われると非常にモチベーションが下がるので今回はバレないことを願いながら続けていきたい。

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