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大学受験のインテリズム―数学 勉強法編―

こんにちは。takuです。

大学受験のインテリズム、今回は数学の勉強の仕方についてお話します。

結論から申し上げますが、数学は基本的には参考書は要りません。教科書と一緒に配布される付属の問題集をちゃんと解けばある程度の知識と力はつくはずです。

詳しい話について、これからご説明しましょう。

問題集をやる大切さ―宿題やってる?


学校での宿題の意味

問題集や類似するタイプの問題をプリントしたものを宿題として先生が出すということは、数学では日常茶飯事ですが、宿題をやる意味を問うまでもありません。

定期的に宿題を出すのは、当然勉強の習慣を付けてもらうためです。宿題をちゃんとやってくるかこないかで、まず勉強の習慣が変わります。

勉強の習慣を身に付ける人とそうでない人で確実に学力が変わります。大学のレベルも自ずと大体は決まってくるわけです。

凄く冷たい言い方ですが、良い大学に行く人は勉強ができる、というのではなく、日頃から勉強をしてきた人は学力が上がるから良い大学に行ける、ということなのです。

何度も言いますが、宿題でもなんでも勉強をする習慣を付けるのが大学受験に勝つのには必要絶対条件です。もうこれは当たり前です。


なぜ問題集が良いのか

理由は簡単で、文科省に認められた教科書に付属する問題集には、絶対に全てのタイプの問題・基礎が網羅されているはずだからです。

例えどんなに難しい問題であっても、要素を分解していけば、基本的には絶対学校で学習するような知識だけで解けるように作られているはずです。

もし本当にそれでは解けないのだとしたら、逆にそれは誰も解けません。だって、学校でやってないところなんてどう対策すれば良いのよ笑
大学でやる数学の勉強する?

恐らくそんなことしても多分できるようにはなりません。苦手な人は基礎ができていないケースが大半です。おとなしく問題集を解きましょう。


問題集のやり方―何回もやってる?


反復練習

問題集やってもできない!っていう方。何回もやってますか?

もちろん、問題を解いてちゃんとした解法で正解へ導けたのであれば1回でも問題ないでしょう。

でも、解けなかった場合、ちゃんとした解法じゃなかった場合。なぜ解けなかったのか、どういう解き方が適切でなぜ自分の解き方がおかしいのかを理解し、もう一度解き直すということを時間をかけてやるべきです。

少なくとも一回解いて間違いがあるのに、ハイ終了、と片付けるのは確実に敗者のやり方です。

だってそうでしょう?バッティング練習だって苦手な変化球があれば何回もやるし、ピアノの練習をするのに間違えた所を繰り返して練習するでしょ。それと言ってることは全く同じです。


やり方

①問題を解く

②5分経っても手も足も出ないなら答えを見る

③解法を理解する→その問題はひとまず置いて次の問題をやる

④ある程度これを繰り返したら今度は出来なかった問題だけをもう一度やり直す

①~④を繰り返して解けなかった問題を0に解消する

これがオーソドックス、かつおすすめなやり方です。

実際に私もやっていた方法です。おそらくこれが一番効率が良いと思います。もし不安な問題があれば印をつけたりして把握し、後で繰り返し解くという方法をとるのも良いでしょう。


ちなみに

私は文系で数学は文系数学しか入試ではやっておりません(大学で数学の授業を受けた時は極限などの数Ⅲの範囲もやりましたけど)。

しかし、科目は数学を得意としており(逆に国語が苦手でした笑)、本番の成績においてもセンター試験は数①が満点、東大入試でも70/80でした(浪人時の成績、現役でも60/80)。大学受験について分かっている方であれば高得点なのはお分かりですよね?

そんな数学得意の私ですが、参考書としてやったのは…特にです。やったとしても一周もしていなかったりします。もちろん、予備校のテキストや入試の過去問は一通りやりましたが(これは当たり前)。

逆に、他の科目の勉強に時間を費やしていたような気がします。例えば、世界史の本を読みまくったり、かの有名な鉄壁を周回したり…大学受験をやってから久しいですが(言うてもまだ大学生)、数学には時間をあまり当てなかったことだけは覚えてますね。


ある程度は習慣でどうにかなる

確かに得意だったことはあるのですが、結局定理は理解して覚える必要はあるわけで、その時間は基本的に学校の授業を普通に受けて普通に宿題をやりさえすれば確保できるものです。

ある程度は習慣でどうにかなるものです。習慣ほど効率的なものはないと言っても良い。

一つ一つをおざなりにし習慣を身に付けないのは、貴重な時間を無駄にすることになる。これは本当にもったいないです。


確かに参考書にもすごく良い本はあると思うが…

確かに参考書にも良い本はあります。チャートとか、プラチカとか。予備校のテキストでもちゃんとしたカリキュラムが組まれているわけですから、かなりの完成度はあるはずです。

しかし、最悪それが無くても問題集さえあればできるようにはなります。それは当たり前な話で、教科書に付属している問題集ですから、基本の問題は絶対に全て網羅されているはずです。

じゃあ応用問題とか難しいのはどうするの?とおっしゃる方。もし、数学が得意でより難しい問題を解きたいと思うのであれば、参考書をやればいいと思いますが、そうでない人はそんなこと言ってる暇あるならまず付属の問題集を徹底的にやったら?って思います。

これから何度も申し上げる話ですが、大学受験は取れる問題をいかに取れるかという勝負です。皆が解ける、皆解けない問題は絶対に勝負は決まらない。だってそんな問題で点数に差がつくわけないじゃん。

一番勝負所は、差がつく問題をしっかり解けるレベルまでに伸ばすことです。その為にはまず基礎ができないと話になりません。大体差がつく問題はその基礎をちょっとひねった程度の問題です。

逆に言えば、苦手な人の大半は基礎ができていないです。だから苦手だけど、なんかいい参考書ない?って聞かれたら間違いなく、あなたの持っている教科書付属の問題集です、と答えます。

終わりに

いかがでしょうか。

要するに、ちゃんとしたやり方で宿題とか問題集とかを取り組んでいないのに、私数学苦手だから何か良い参考書とか、良い予備校の授業紹介してほしい、というのは見当違いも良いところだ、ということです。

数学はそんなに難しくはありません。一つ一つ何を言っているのかを理解していけばちゃんと解けるようになります。

ちゃんと解けないのは学校の授業をちゃんと聞いたり、教科書をちゃんと読んだりして、理解するということができていないからです。そして何回も繰り返しやっていないからです。

かなり厳しいことを申し上げているようにも思いますが、このようなことを言われるのはホントにラストチャンスです。もう一度自分の勉強の仕方を見直してみてください


ご覧いただきありがとうございました。もし何かご質問ございましたら是非コメントいただければと思います。


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