大学というアイロニー

大学生活も間も無く2年目に入ろうとしています。
1年生は、様々な失敗を経験しながら総合的に見れば楽しく
トータルで通信高校出身の社会復帰一年生とでも言うべき自分にとっては、十分以上であったと感じています。
そして、現在2年生に向かっていく中で
先日、2年生に向けての選考についてのガイダンスがありました。
私の所属するキャリアデザイン学部は、選択できる授業が多くあり
様々なことを学べるのが本来の特質であるはずなのですが、
何をするにも選考、選考、選考
挙句の果てには、職員の方はゼミは第一志望はおそらく落ちると思います。
と宣言する始末。
そこをどうにか調整して、大学生が少しでも自身の学生生活に対して、満足度の高い授業を受けられるようにするのが
年間100万円以上学費を払わせている大学の最低限の義務なのではないでしょうか?
大学に入るのも学力選考、入ってからも選考、就職にも選考。
ずっと、選考ばかり。
もはや、皮肉にも見えてきます笑
まるで、大学に入るために精一杯の努力をした学生を嘲笑っているかのようです。
少しうんざりしますね。
と、ここまで、不満ばかり述べましたが大学や学部のことは大好きですし、
誇りに思っていますし、大学側としてもゼミとして授業の効率や専門性の高い授業の理解度を上げるために少人数制の方が機動性が高く
また、日本のほとんどすべての大学が、少人数のゼミを採用しているのは理解しています。
しかし、さすがに職員の方の第一志望のゼミにはおそらく落ちるでしょうという発言は、あまりにも無責任だと思います。
代替策や改善策を一切提示することなく、ただ落ちるでしょうねと言う発言は、ただただ学生の意欲を削ぐだけでありあまり、考えず発言したんだろうなとしか思い難い発言で、残念でした。
学校を最優先するのが正しいのか。
はたまた、他のところに頼りつつあくまで、学校は就職のための利用手段として考えていくのか。
このような環境下でどのように学んでいくのか、何を学ぶのか再考
しなければならないなと痛感しました。




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