たくどん

思ったことを、だらだらと、あれこれ書きます

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最近の記事

伊勢のおかげ横丁にふたこと、みこと

伊勢のとあるホテルに、旅行に来ている。 同居人のご両親が誘ってくれたので、ご厚意に甘えて、一緒に連れてきてもらったのだ。 長らく私は「牛に引かれて」と「お伊勢参り」が混ざっていた。 牛に引かれて訪れたのは"善光寺"であり、お伊勢参りは犬に託したものである。 文学部を卒業した割には知識が中途半端なのは、学生時代にどれだけ惰性で通っていたかがうかがえる。 そんなわけで、初めての伊勢観光である。 とはいえ観光ツアーではないので、同居人のご両親が行くところに引っ付いて行くだけだが

    • 柚子の冷かけうどんにふたこと、みこと

      最寄駅に杵屋がある。 1週間の半分以上は夕飯の支度をする気が起きない自分にとって、仕事終わりに寄って食べれる場所が帰り道にあるのは有難い。 かつて関東に暮らしていた身として勝手に思うのは「関東の"はなまるうどん"。関西の"杵屋"」である。 関東にいた頃、私が暮らしていた地域では"杵屋"は見なかったし、関西に住み始めてからは"はなまるうどん"はとんと見かけなくなった。 実際のところはどうなのだろう。 関東にも"杵屋"はあっただろう。探せば関西にだって当たり前に"はなまるうどん

      • ぬか漬けにふたこと、みこと

        死ぬまでにやってみたい事のひとつに"ぬか漬け作り"があった。 今まで手を出さなかった理由は、単に踏ん切りがつかなかったことと、なにより飼い犬が居たからだ。 小さい頃から我が家では犬を飼っていた。 今まで飼ったのは全部で6匹。 初代から4代目まではシバ犬、5代目と6代目はマルチーズだった。 もともとは母親が犬好きだったので飼っていたのだが、その最後の6代目のマルチーズが今年の初めに亡くなった。 母親が亡くなったために、私が引き取った。 今まで住んでいた場所から引っ越して、3年

        • カップヌードルにふたこと、みこと

          カップヌードルにお湯を注いで3分待つ。 とある友人は「食べてる間に麺が伸びるから、1分しか待たない」と言っていたが、私は3分待つ。 この3分間は、カップヌードルに向き合うための準備時間だ。 箸またはフォークを準備して、まっすぐカップヌードルに向き合う。 カップヌードルをフォークで食べるのは、CMの影響か、はたまた某立てこもり事件の印象が強いからか、なんだか独特な気持ちになる。 フォークで麺を啜るという洋風のような中華のような分からない空気に、格好つけていると思わなくもない。

        伊勢のおかげ横丁にふたこと、みこと